1月2日、3日に開催された「第100回箱根駅伝」は、「負けてたまるか大作戦」で挑んだ青山学院大が10時間41分25秒で2年ぶり7度目の総合優勝を飾った。
3日の復路では、2年連続三冠を狙う駒大が猛追するなか、往路優勝の青学大が勢いそのままに突き進んだ。6区の野村昭夢が区間2位、7区山内健登が区間3位と快走すると、8区塩出翔太と9区倉本玄太の世羅高校OBコンビが連続区間賞を獲得。アンカー宇田川瞬矢は、仲間の想いがこもった襷を肩にかけトップをひた走り、大手町に1番で帰ってきた。
レース後、青山学院大の原晋監督は、喜びの言葉と共に衝撃の発言。「12月前半から中盤にかけてはチーム状態が悪くて、シード権を取れるかどうかそれくらいの状態だった」と語り、1か月前にチーム内に起きたインフルエンザ集団感染が想像以上に深刻だったことを窺わせた。そして、また「それから約3週間で学生たちが本気になって箱根駅伝に向き合ってくれた」と窮地に追い込まれた選手たちの頑張りに改めて称賛を送った。
さらに、原監督は「学院創立150周年、監督就任20年、第100回大会という3つのタイミングで優勝させていただいたことを改めて大学関係者、高校の指導者、学生、OB、妻・美穂、多くの人に支えられて悲願を達成できたことを本当に嬉しく思う」と今回の優勝を感慨深く語った。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】青学大・原晋監督「学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」
3日の復路では、2年連続三冠を狙う駒大が猛追するなか、往路優勝の青学大が勢いそのままに突き進んだ。6区の野村昭夢が区間2位、7区山内健登が区間3位と快走すると、8区塩出翔太と9区倉本玄太の世羅高校OBコンビが連続区間賞を獲得。アンカー宇田川瞬矢は、仲間の想いがこもった襷を肩にかけトップをひた走り、大手町に1番で帰ってきた。
レース後、青山学院大の原晋監督は、喜びの言葉と共に衝撃の発言。「12月前半から中盤にかけてはチーム状態が悪くて、シード権を取れるかどうかそれくらいの状態だった」と語り、1か月前にチーム内に起きたインフルエンザ集団感染が想像以上に深刻だったことを窺わせた。そして、また「それから約3週間で学生たちが本気になって箱根駅伝に向き合ってくれた」と窮地に追い込まれた選手たちの頑張りに改めて称賛を送った。
さらに、原監督は「学院創立150周年、監督就任20年、第100回大会という3つのタイミングで優勝させていただいたことを改めて大学関係者、高校の指導者、学生、OB、妻・美穂、多くの人に支えられて悲願を達成できたことを本当に嬉しく思う」と今回の優勝を感慨深く語った。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】青学大・原晋監督「学生から頂いたお守りは200%の力発揮!」
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