格闘技・プロレス

バンタム級王座に挑む中谷潤人に米メディア熱視線! 将来的な井上尚弥との対戦に期待「ナカタニは“ネクストモンスター”」

THE DIGEST編集部

2024.01.07

2月にWBCバンタム級タイトルマッチに挑む中谷。(C) Getty Images

 昨年12月、井上尚弥、井岡一翔といった日本が誇るトップファイターたちがビッグマッチを戦い、何れも劇的な勝利を挙げたことでボクシングファンを沸かせた。

 そして年が明けても、期待の日本人ボクサーが大舞台のリングに立つ。前WBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(M・T)が来月24日にWBCバンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑む。中谷はこれが階級転向初戦となる。

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 世界3階級制覇という偉業達成が懸かる一戦に臨む中谷には、米国格闘技メディア『NotiFight』からも熱視線が送られており、現地時間1月5日に配信された特集記事の中では、中谷が試合へのトレーニングを行なうため、今月4日に渡米したことなどを報じている。

 トピックの中では「カリフォルニアの特別トレーナー、ルディ・エルナンデスの指導のもと、現地のスパーリング・パートナーと集中スパーリング・トレーニングを行なう」と伝えながら、「ジュント・ナカタニは試合前、ロサンゼルスに行き、過去10年間弟子入りしているカリフォルニアのトレーナー、ルディ・エルナンデスのもとで特訓を受けるのが恒例となっている」として、早くから現在の練習環境で技術を磨いてきたと説明している。

 また、中谷本人による、「ロサンゼルスでは、死ぬ気で練習に打ち込み、心身ともに万全のコンディションで臨みます。アレハンドロ・サンティアゴに挑戦するタイトルマッチのチャンスを得たことに感謝の気持ちでいっぱいです」という試合への意気込みも紹介。

 同メディアは、中谷を「世界のボクシング史にその名を刻み続けるナオヤ・イノウエに次ぐ『ネクストモンスター』のキャッチフレーズで、日本中のボクシングファンの注目の的となっている」と評しており、加えて、「イノウエのようなスターになるために、ナカタニはイノウエとの対戦を切望している」として、中谷が抱く「元祖・怪物」への強い対抗意識にも言及している。

 トピックでは、米放送局『CBSスポーツ』による、2023年ノックアウト・オブ・ザ・イヤーに中谷(5月20日アンドリュー・モロニー戦)が選出されたことなども記されている。これまで、プロ26戦をすべて白星で飾ってきている中谷。26歳を迎えたばかりのサウスポーは、相手を圧倒するその拳をこれからもさらに磨き続ける。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】中谷潤人vsモロニ―戦ハイライト

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