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モータースポーツ

15年ぶりにF1で日本人代表が誕生! ハース小松礼雄氏に期待の声が上がる一方、新生チームを懸念する向きも

THE DIGEST編集部

2024.01.15

ハースを率いることになった小松新代表。(C) Getty Images

ハースを率いることになった小松新代表。(C) Getty Images

 ハースF1チームは1月10日、ギュンター・シュタイナーのチーム代表退任とともに小松礼雄(こまつ・あやお)の就任を発表。F1で日本人がチーム代表となるのは、トヨタF1の山科忠氏以来15年ぶりのことで、日本国籍のチームや日本企業に買収されたチーム以外では初のケースである。

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 F1のエンジニアになるために渡英して大学で自動車工学を専攻し、2003年にBARに加入すると、2006年にルノー(2012年よりロータス)に移り、2016年には創設されたばかりのハースでチーフ・レースエンジニアに就任、2019年からは技術ディレクターを務めていた東京都出身の47歳は、チームの公式サイトを通して、以下のように声明を発している。

「マネーグラム・ハースF1チームの代表となる機会を得て、当然ながら非常に興奮しています。2016年のチームのサーキットデビュー以来、我々は共にF1での成功に情熱を注いできました。プログラムと様々な競争力のあるオペレーションを指揮し、コース上でのパフォーマンスを向上させる構造を築けることを楽しみにしています」

 対して、チーム創設者のジーン・ハース会長は、「ギュンター・シュタイナーの過去10年間の賢明な努力に対して感謝の意を表し、彼の将来の幸運を祈る」と前任者へメッセージを贈るとともに、「我々は幾つかの成功を収めてきたが、組織としてのより広範な目標を達成するためには、一貫して結果を出す必要がある。(中略)アヤオと協力し、我々の可能性を最大限に発揮できることを楽しみにしている。これは、F1で適切に競争したいという私の願望を真に反映している」と、新たなチーム代表に期待を寄せた。
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