現地1月13日、スイス・シュクオルでスノーボードのワールドカップ(W杯)第4戦が行なわれ、女子パラレル大回転で日本の三木つばきが3位に入り、今季2度目の表彰台入りを果たした。三木は昨年12月14日、イタリア・カレッツァで行なわれた同開幕戦以来の3位となっている。
【PHOTO】さらなる活躍に期待! 日本が誇るスキージャンパー、高梨沙羅の厳選ショットを一挙お届け! 三木は静岡県掛川市出身のプロスノーボーダー。指導者である父親の影響で4歳からスノーボードを始めると、小学6年生でプロ登録し、過去最年少アルペンプロスノーボーダーとなった。持ち味は、重心が低くスピードのある滑走から繰り出すターンだ。2022年北京大会でオリンピック初出場ながら決勝トーナメントに進出し、23年2月にはスノーボード世界選手権の女子パラレル大回転で日本人選手初となる金メダル獲得を成し遂げた。
現地時間13日のW杯第4戦女子パラレル大回転では、準決勝で敗れたものの、3位決定戦でオーストラリアの50歳、クラウディア・リーグラーを下し3位に入り、通算6度目、今季2度目の表彰台入りを果たした。
自身のインスタグラムを更新した三木は、試合について「決勝1回戦目から12月のW杯を全勝しているラモーナ選手との対決でしたが、私の全部を出し切り、0コンマ数秒を制することができました。」と試合を振り返り、ラモーナ(※編集部注ラモナテレジア・ホフマイスター)については「彼女は私が最も尊敬する選手の1人で、今シーズンまたどこかで戦えたとき、また胸を借りて精一杯滑りたいです!」と話した。
投稿をチェックしたファンからは、「おめでとう!すごすぎる!次もがんばってね!」「最後3決を僅差で勝てたところが成長だと思う!」「いろんな経験重ねるとさらに強くなるよね!!」といったコメントが寄せられ、三木の快挙を称えた。
構成●THE DIGEST編集部
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