マラソン・駅伝

大迫傑、MGCファイナルを回避!7年ぶりに “伝統レース” ボストンマラソンに挑む「だって東京だと面白くないじゃん」

THE DIGEST編集部

2024.01.18

MGC3位の大迫はMGCファイナルを回避し、ボストンマラソンに出場する。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 4月15日に開催される『ボストンマラソン』のエリート選手が現地1月17日に発表された。日本からは大迫傑(Nike)、大津顕杜(サンベルクス)、竹内竜真(NDソフト)の3選手が出場する。

 その後、大迫は自身のインスタグラムを更新した。文面に「See you In BOSTON....ワクワクする方を選んだ、だって東京だと面白くないじゃん」と記し、動画をアップ。動画内で彼は「周りが騒げば騒ぐほど冷めちゃう傾向がある。自分が本当に走りたいのはボストンマラソン」と選んだ経緯を説明した。

 昨年10月に行なわれたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)では、3位とあと一歩のところで代表切符を逃した大迫。前回大会同様に、3月に開催される東京マラソンで自ら五輪切符を掴むのではないかと噂もあったが、これを回避する決断をした。
 
 MGCファイナルチャレンジ(男子の場合は、大阪と東京)で、日本陸連が定めた設定記録(2時間5分50秒)を突破する選手がいない場合はMGCで3位の大迫が代表に内定する。

 東京五輪6位入賞を果たした32歳は、7年ぶりにボストン路を走る。2017年大会は、初マラソンで3位と成功体験があるだけに、伝統レースで好走する可能性も十分にあるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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