格闘技・プロレス

オカダ・カズチカ、新日本所属ラストマッチでNEVER6人タッグ王座防衛「また必ず会うと思う」と再会を約束!

THE DIGEST編集部

2024.01.25

NEVER6人タッグの王座を防衛した棚橋弘至&オカダ・カズチカ&石井智宏。写真:新日本プロレスリング

 新日本プロレスは『Road to THE NEW BEGINNING』1.23東京・後楽園ホール大会を開催した。セミファイナルでは、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合、チャンピオンチームのオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏に、マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生のTMDKが挑戦した。

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 この日が新日本所属ラストマッチとなるオカダ。その姿を見ようとするファンは数知れず、前売り段階で全席完売し、当日券の販売もなかった。場内は試合前からオカダを声援でバックアップ。TMDKに入って力をつけてきている藤田に粘られる場面も見られたが、最後はダイビングエルボードロップから、レインメーカーポーズを決めると、藤田にレインメーカーを放ちカウント3。オカダが有終の美を飾っている。試合後、オカダは「もう泣きたくないですよ」と言いつつも涙声でファンやスタッフ、選手たちに感謝の意を伝えると、NEVER6人タッグ王座の返上を表明。最後に「また必ず会うと思うので、またそのときはオカダ・カズチカ、レインメーカーをよろしくお願いします」とファンに再会を誓ってリングサイドを一周してからバックステージへ。

 バックステージへ先に現れた棚橋は「中邑真輔の時もそうだったけど、大きな喪失感はあるよね」と本音を漏らしつつ「2024年、始まったばかりだけど、大きな話題をもらったと思って、しっかりと盛り上げていく」と気持ちを前向きに切り替えていた。続いて現れたオカダと石井。まずオカダが「本当に新日本プロレス、2007年、僕が19歳のときからですかね。本当にいろんな先輩に怒られたし、たくさん学ばせてもらって。メキシコから帰ってきて、どうしようもないガリガリのどうしようもないレスラーでしたけど、ここまで一人前にしてもらって、そしてしっかりと送り出してもらえる。本当に感謝しかないですかね。僕もこの新日本プロレスで学んだことをしっかりとまた次の場所でも活かして闘っていきたい」と新天地での飛躍を誓った。
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「棚橋さんとはもう組むことはないと思うし、あとは闘うだけ」