専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

昨季は角田裕毅に後れたリカルドの真の実力は!? “RB19”で表彰台の可能性も? 今季のF1に「非常に興奮する5つの理由」を英メディア選定!

THE DIGEST編集部

2024.02.08

昨季途中からチームメイトとなったリカルド(左)と角田(右)。今季も熾烈なバトルを見せてくれそうだ。(C) Getty Images

昨季途中からチームメイトとなったリカルド(左)と角田(右)。今季も熾烈なバトルを見せてくれそうだ。(C) Getty Images

 F1は各チームによる新型マシンのお披露目も進んでおり、いよいよ2024年シーズンの幕開けが近づいていることを改めて実感することができる。

 7度の世界王者、ルイス・ハミルトンが、そのうちの6度のタイトル獲得を成し遂げてきたメルセデスを今季限りで離脱し、名門フェラーリに加入するというビッグニュースが舞い込み、例年以上に賑わいを感じさせるF1界。これで、新シーズンに対してはまた新たな注目点を生まれており、イギリスのF1専門メディア『PLANETF1.COM』は、間もなくスタートする今季について「非常に興奮する5つの理由」を選定した。

【画像】2023年シーズン、F1各チームのマシンをチェック
 まずひとつ目は、昨季、圧倒的な強さを見せつけてグランプリを席巻したマックス・フェルスタッペンとレッドブルが「さらなる歴史を刻む」かどうかという興味だ。22戦中19勝という、あらゆる勝利にまつわる記録を塗り替えた26歳の絶対王者は、「これを再現するのは難しいだろう」と語っている。

 しかし今季もレッドブルの優勢が予想されており、すっかり見慣れた連勝を再現する可能性は十分にある。同メディアは、昨季来の連勝(現在は7)を継続して彼自身が持つ10連勝の記録を更新できるか、そしてセバスティアン・ヴェッテルだけが達成している4年連続の世界王者となれるかに関心を寄せた。

 2つ目は冒頭でも触れた、フェラーリ入りを発表したハミルトンに関するもので、彼のラストシーズンで「メルセデスが再び競争力を得て戦えるか?」。同メディアは、このドイツ籍チームがレッドブルを上回る車を開幕戦の舞台であるバーレーンに持ち込むとは期待していないが、明確な開発の方向性を持って今季はレッドブルに追随し、2025年でのタイトル奪還が狙えるようになれば、ハミルトンもこのチームでのキャリアを上手く締めくくることができるとしている。

 そのハミルトンと来季よりコンビを組むことになるシャルル・ルクレールが「ベストの状態に戻れるか?」が3つ目のポイント。同メディアは、単独の周回であれば、このモナコ出身のドライバーが依然として最速であり、その才能は競争力のある車さえ与えられれば、フェラーリでも主導的な役割を担い、チームを成功に導けると絶賛しており、彼がどのような状態でかつての絶対王者を迎えられるかが興味深い。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号