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昨季は角田裕毅に後れたリカルドの真の実力は!? “RB19”で表彰台の可能性も? 今季のF1に「非常に興奮する5つの理由」を英メディア選定!

THE DIGEST編集部

2024.02.08

 4つ目は昨季、ルーキーながらも2度表彰台(最高2位)に上がり、スプリント優勝、ポールポジションも記録して、97ポイントでチャンピオンシップ9位につけたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が「さらに強さを増すか?」で、「ほとんど全ての面でフェルスタッペンのクローン」(同メディア)である彼が、弱点として浮き彫りになったタイヤマネジメントを身につけ、昨季は108ポイント差をつけられた同僚ランド・ノリスに手を焼かせられるだろうか。
 
 そして、最後のひとつが「ダニエル・リカルドの真実の瞬間」。これは、アルファタウリから名称が変わった「ビザ・キャッシュアップ・RB(以下RB)」での2年目を迎える34歳が、2018年以来のレッドブル復帰を果たすために、今なおその能力があることが証明できるかどうかを表わしている。

「メキシコGPで7位入賞を飾った印象的な走りがリカルドの昨季のハイライトであり、それ以外の場面では角田裕毅に遅れをとってしまった」と同メディアは指摘し、今季のRBが事実上の「中古のRB19」をドライブすることになるのであれば、メルセデス、フェラーリが新車を徐々に理解する間の開幕数戦で表彰台に上る可能性もあり、それが「(レッドブルの顧問)ヘルムート・マルコでさえも抗し難い勢いを生むかもしれない」と綴った。

 ここではリカルドのみ言及した同メディアだが、別の記事ではレッドブルが彼以外にもリアム・ローソン、そして角田もセルジオ・ペレスがシートを剥奪された際には後釜の候補の資格を得るとしており、いずれにせよ対外的にも、対内的にも争いは熾烈さを極めることは必至で、勝てばレッドブル昇格、負ければF1でのシート喪失という両極端な結果が2人には待っていると指摘している。

構成●THE DIGEST編集部

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