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「人口減少日本にとっても望ましい」走り幅跳びの“踏み切りルール改革案”に為末大氏が注目発言!「勝負強さという要素が変化しますね」【陸上】

THE DIGEST編集部

2024.02.21

昨年の世界陸上・男子走り幅跳びでは東京五輪金のテントグル(写真)が8.52mで優勝を飾った。ちなみに男子の世界記録はパウエルの8.95mだ。(C)Getty Images

昨年の世界陸上・男子走り幅跳びでは東京五輪金のテントグル(写真)が8.52mで優勝を飾った。ちなみに男子の世界記録はパウエルの8.95mだ。(C)Getty Images

 現地2月20日、英メディアを中心に一斉に報じられたのが、世界陸連が検討を開始したという「走り幅跳びのルール変更」だ。
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 現在は20センチ幅の踏み切り板と、その先に1センチ幅の粘土板が設置されている。選手がジャンプする際、踏み切り板を超えて粘土板に足跡がつくとファウルと見なされるルール。報道によると今回検討されているのは、踏み切り板の手前に「テイクオフゾーン」を設けて、そのなかで踏み切りした足の前足部(つま先)から記録を計測しようという改正だ。

 昨年にハンガリー・ブダペストで開催された世界陸上では試技のおよそ3分の1がファウルと測定された。その事実を受けて世界陸連で議題に挙がったとされ、新ルールは早ければ今年度中にも試験的にテスト採用される見込みだという。
 
 この一報を受けて、400mハードルの日本記録保持者である為末大氏が公式X(旧ツイッター)を更新。かつて世界陸上で2度の銅メダルに輝いたオリンピアンは「陸上は必要な審判が多すぎるために、このような省人化は人口減少日本にとっても望ましいと思います」と歓迎し、「技術を使えばほぼ無人でもやれるはず」と期待を寄せた。

 さらにはフォロワーのコメントに呼応する形で「勝負強さという要素が変化しますね」とも綴っている。

 はたしてルール変更によって、大幅な記録アップにつながるのか。英紙『Daily Mail』は「今回の案が成功すれば、2028年のロサンゼルス五輪に向けて、2026年からトップレベルの大会にも導入される可能性がある」と伝えている。

構成●THE DIGEST編集部

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