パリ五輪競泳100メートル背泳ぎの決勝が現地７月29日（日本時間30日）に行なわれ、アメリカのライアン・マーフィーが銅メダルを獲得した。しかしマーフィーの最大の喜びはメダル決定直後ではないかもしれない。

【画像】パリ五輪に挑む男子競泳日本代表選手14名を一挙紹介！ 　これまでリオ五輪、東京五輪で金メダル４個を含む６個のメダルを獲得してきたマーフィーは今回のパリ五輪でも銅メダルを獲得し３大会連続のメダル獲得を成し遂げた。

　米放送局『NBC』のニュース番組『TODAY』で報じられた内容によると、マーフィーはメダルを受け取るために表彰台に上がった際に、ふとスタンドに目をやると、妻が白い看板に黒文字で何か書いてあるのを発見したという。その内容は「ライアン、女の子だよ！」というもの。2023年９月に結婚し、現在妻は妊娠中。しかしマーフィーはお腹の中の子どもの性別については知らなかったといい、まさかの場面で知ることになった。

　同メディアはこの出来事を「これまでの試合ですでに6つのオリンピックメダルを獲得していたが、2024年の優勝の瞬間は、その中でも最も甘美なものだったかもしれない」と祝福。マーフィーの「銅メダルを獲得するよりも良いニュースだった」「ベストな方法でそれを知ることができて特別な夜になった。女の子の父親になるなんて、本当にワクワクするよ」という発言を紹介した。子どもは2025年１月に出産予定だという。

構成●THE DIGEST編集部

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