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英国“最年長スケートボーダー”、旧友でスケボー界の神様トニー・ホークからエール「世界の舞台で我々世代の代表として、これ以上の存在はいない」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.05

スケートボード男子パークでイギリス代表として出場するアンドリュー・マクドナルド(左)と旧友でスケートボード界の神様、トニー・ホーク氏。(C) Getty Images

 パリ五輪・スケートボードのパークは現地8月7日(日本時間8日19時30分~)、コンコルド広場で開催される。イギリス代表として出場するアンドリュー・マクドナルドへ旧友でスケートボード界の神様、トニー・ホーク氏が自身のインスタグラムを通してエールを贈った。
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 英国代表のマクドナルドは、スケートボードの世界大会『World Cup of Skateboarding』で9度王者に輝き、世界最大のアクションスポーツの国際競技会『X Games』は 過去23回出場。5つの種目で 23個のメダルを獲得するなど、クリーンなイメージで有名なレジェンドだ。

 また、五輪期間中の7月31日に51歳(1973年生まれ)の誕生日を迎え、今大会最年長のスケートボーダーでもある。

 そんなマクドナルドの旧友でスケートボード界の神様、トニー・ホーク氏が8月4日、自身のインスタグラムを更新。「この男とは30年来の友人だが、今まで出会ったなかで最も才能があり、筋金入りのスケーターのひとりだ」と紹介し、続けて「彼は50歳を目前にしてオリンピック出場を目指すという、大胆で突飛な目標を掲げた。フリップトリックや適切なスピンのために十分な高さを確保するのに苦労しながら、パーク競技の小さなトランジション(アールやランプなど)や壁に合わせて垂直方向のスキルセットを修正していく彼を、私は遠くから見ていた」とここに至るまでのマクドナルドの苦労を伝えた。

 また同氏は、「しかし、彼は辛抱強くやり遂げ、すべての大会に参加し、パリへの重要なポイントを密かに集めていた。ブダペストで行なわれた最終予選の最終滑走でついに星が揃った。確かに運もあったが、そのほとんどは、彼の固い決意と努力、満たされた技術、そして他にはないスケートへの誠意によるものだった」と綴った。
 

 最後にスケボー界の神・ホーク氏は「現在51歳のマクドナルドは、その輝かしい功績のリストに"オリンピック選手"を加えることができる。私たち世代の誰もが、私たちの形成期にここにいることを期待していたわけではないし、望んでいたわけでもない。しかし、世界の舞台で我々、はみ出し者の世代の代表として、これ以上の存在はいないだろう」と同世代の活躍に胸躍らせていた。

 コメント欄には「夢を叶えるのに歳は関係ない」「とてもワクワクしてる」「作戦会議?」「若返った気分になれる!」「2人とも80年代からずっと見てる。 私たち世代のスケートボーダーとして誇りに思う」などと、歓喜のメッセージが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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