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日本人同士のビッグマッチが実現へ? 英識者、井上尚弥からの“要望”を中谷潤人が「受け入れた」と投稿!米メディア「誰もがこの試合を見たがっている」

THE DIGEST編集部

2024.09.26

世界中のボクシングファンから注目を集める井上尚弥(左)と中谷潤人(右)。はたして対戦は実現するのか。写真:THE DIGEST写真部

 日本ボクシング界が誇る大物同士による、夢の対戦が海外で話題となっている。

 ボクシングサイト「BOXING247.com」が現地時間9月25日、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M・T)の特集記事を配信。中谷が世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とのスーパーバンタム級での対戦に「合意した」などと報じている。

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 今回のトピックは英ジャーナリスト、マイケル・ベンソン氏が自身のSNS上において、現在米国でトレーニング中の中谷が、近い将来における井上との対戦へ意欲を示したという趣旨のコメントを投稿し、これを『BOXING247.com』が引用した上で、同メディア独自の見解を示す内容となっている。

 既に国内外で実現への期待が高まってきている「モンスター」井上と、3階級制覇王者・中谷によるドリームマッチ。今年9月には井上が中谷に対し、弟のWBA世界バンタム級王者・井上拓真との統一戦を行い、中谷が勝利した上でスーパーバンタム級に転向、自身との対戦という"青写真"を記者会見の場で語っていた。

 同メディアでは、この要望を中谷が受け入れたと伝えており、「日本ボクシング史上最大の試合が実現に近づいているようだ」と強調。さらに、「誰もがこの試合をみたがっており、多くのファンは『モンスター』ナオヤ・イノウエの偉大さを認めつつも、勝敗を予測するのが難しい試合になると感じている」として、日本人同士のビッグマッチを展望する。

 もちろん、それぞれのカードが現実のものとなるまで、井上尚弥、中谷、井上拓真が目の前の試合をクリアしていく必要があると同メディアは言及。「まずサウスポーのナカタニは、10月14日に76勝1敗という驚異的な戦績を持つペッチ・ソー・チットパッタナとの試合を乗り越えなければならない。一方、タクマ・イノウエは、10月13日に行われる日本のイベントで防衛戦を行う予定。また、ナオヤ・イノウエはおそらく12月にサム・グッドマンと対戦する予定だ」と3選手の今後のスケジュールを説明している。

 その上で同メディアは、「ナカタニがタクマ・イノウエを破り、ナオヤ・イノウエが無敗を維持するというように、すべてが順調に進めば2025年のいつかの時点でナオヤ・イノウエ対ナカタニの試合が実現する可能性もある。そして、それは大規模なものになるだろう」と期待を膨らませた。

 今後、中谷が井上尚弥と拳を交えるには、現在保持するバンタム級の王座を防衛することが最低条件であることは言うまでもない。来月行なわれるタイトルマッチをクリアした先に、大きな目標へとつながる新たな道が続いていくはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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