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格闘技・プロレス

「不気味だ…」「なぜ暴れない?」マクレガーの“近距離フェイスオフ”にファンは違和感!? 一体なぜ?【UFC】

THE DIGEST編集部

2020.01.18

一瞬も目を逸らすことなく睨み合ったマクレガー(左)とセローニ(右)。この二人の振る舞いにファンが沸いた。 (C) Getty Images

一瞬も目を逸らすことなく睨み合ったマクレガー(左)とセローニ(右)。この二人の振る舞いにファンが沸いた。 (C) Getty Images

 現地時間1月17日(日本時間18日)、翌日にアメリカのラスベガスで開催される総合格闘技団体『UFC』のイベント「UFC246」の前日計量が行なわれ、メインカードとなっているコナー・マクレガー(アイルランド)とドナルド・セローニ(アメリカ)の両雄が登場した。

 注目の一戦に臨む両雄は闘志を燃やした。

 約1年3か月ぶりとなるオクタゴンへのカムバックが注目される“The Notorious(悪名高き男)”ことマクレガーは、体重測定を難なくパスし、先に終えていた相手の下へと笑顔で歩み寄ると、ファイティングポーズを取って睨みつける。一方の”カウボーイ“ことセローニもまんじりともせずに応戦。二人はおよそ3センチまで接近し、約5秒間に渡って火花を散らしたのだ。

 最後は笑顔を浮かべ、握手をしてから両陣営へと戻っていった両雄の振る舞いには、ファンも興奮を抑えられない様子だ。『UFC』が一連の様子をSNSで公開すると、次のようなコメントが相次いだ。

「俺たちも明日のパーティー(試合観戦)の準備をしないと」
「王の帰還だ」
「コナーの身体はしっかりしている」
「セローニも堂々としていて良い」
「マジで楽しみ!」
「血で血を洗う戦いになる」
「コナーが早く決めるか、セローニが持久戦に持ちこむか」
 
 多くのファンが熱狂した一方で、今回のフェイスオフに“違和感”を覚えたファンもいるようだ。というのも、過去にフェイスオフの場で相手を激しく挑発し、乱闘騒ぎも起こしてきたマクレガーが、紳士的な振る舞いを見せたからである。

 アイルランドのスーパースターの冷静な行動にファンは、「マクレガーが大人しすぎる」や「リスペクトの証」「逆に不気味だ」「なぜ暴れない? 成長したのか」といったメッセージを寄せている。

 とはいえ、15日に行なわれた記者会見では、「この戦いが2020年のUFC一発目だ。とにかくどデカくいくぜ!」と言い放っていたマクレガーだけにリングでは、“激闘王”の異名を持つセローニを積極果敢に倒しにいくことは必至だ。果たして、世界が注目する一戦は、いかなる結末を迎えるのだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部
 
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