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ハミルトン移籍で注目のフェラーリ、17年ぶりの王座獲得なるか? 英専門サイトはルクレールとの新コンビに期待も「破滅的な結末もあり得る」と見解

THE DIGEST編集部

2025.02.14

フェラーリでのテスト走行に臨むハミルトン。8度目のタイトル獲得に挑む。(C) Getty Images

フェラーリでのテスト走行に臨むハミルトン。8度目のタイトル獲得に挑む。(C) Getty Images

 今季、フェラーリに加わり、8度目のワールドチャンピオンの座を狙うルイス・ハミルトン。12シーズン在籍したメルセデスにおいて、ドライバーとしての全盛期とも言える時期を過ごしたハミルトンのフェラーリ移籍はまさに、F1史においてもインパクトのある出来事と捉えられている。

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 また、新天地となるフェラーリも昨年はマクラーレンと最後までコンストラクターズタイトルを争い、レッドブルも上回るなど確かな存在感を示した。今季は在籍7年目のシャルル・ルクレールとハミルトンのコンビとなり、2008年以来17年ぶりの王座獲得へ期待は大きく膨らんでいる。
 
 そして、英メディア『F1 OVERSTEER』も元世界王者の新天地でのシーズンを展望。現地時間2月12日の特集記事において、「フェラーリは2025年のF1シーズンに向けて大きな変化を迎える。35年ぶりにフルタイムのイギリス人ドライバーを起用する」と報じており、新体制を評している。

 さらに、2人のドライバーの関係性についても、「若さと経験、才能を兼ね備えた唯一無二のコンビとなる。他のチームにはない魅力があり、そのパートナーシップはファンにとってもエキサイティングなものになるはずだ」などと見通すとともに、その一方では、「激しい対立に発展すれば、両者にとって破滅的な結末を迎える可能性もある」との見解も示している。

 両ドライバーのポテンシャルに関しては申し分の無いものと絶賛する同メディアは、今回のハミルトンの移籍について、「F1キャリア18年の中で初めてメルセデス製エンジンを搭載しないマシンをドライブするシーズンとなる」と指摘する。

 その上で、現在のフェラーリには、元メルセデスのエンジニアのロイク・セラ、ジョック・クリアなど、ハミルトンの“馴染みのある顔”も在籍していると説明しながら、「ドライバビリティ、信頼性、マシンの扱い方など、新しい環境に適応するために学ぶべきことは多い。開幕戦のオーストラリアGPまでにどれだけ順応できるかが鍵を握る」と新天地で活躍するための条件を並べた。

 またトピックでは、ハミルトンの今後のスケジュールとして、「2月19日には、フェラーリのフィオラノ・サーキットで2025年仕様のマシンを初めてテストする予定だ」と綴られている。ニューマシンでの初ドライブから、いよいよ8度目のタイトル獲得へのシーズンが“本格始動”となる。

構成●THE DIGEST編集部
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