専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
バレーボール

セリエAプレーオフ準々決勝、ペルージャが接戦を制して先勝! 石川祐希は短時間の出場で無得点。次戦は敵地で勝負の2戦目へ

佳子S.バディアーリ

2025.03.11

強豪ペルージャの主軸として活躍する石川。写真:Maurizio Lollini

強豪ペルージャの主軸として活躍する石川。写真:Maurizio Lollini

 バレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ2024-25シーズンは、いよいよプレーオフへ突入し、現地3月8日から準々決勝がスタートした。男子日本代表の石川祐希が所属する2位シル スーザ ヴィム・ペルージャは、ホームで行なわれた7位ヴァルサグループ・モデナとの第1戦にセットカウント3-1(23‐25、32‐30、25‐22、25-18)で勝利し、白星発進した。
【動画】石川祐希も出場!PO準々決勝ペルージャvsモデナ戦のハイライト

 レギュラーシーズン上位8チームのみが出場を許されるプレーオフ。先のステージへ進むためには、3戦先勝(最多5試合)しなければならない。

 今季のペルージャは、開幕から後半4節まで15連勝のあとに2戦を落とすも、続く4試合は再び白星を重ねて20勝2敗とし、レギュラーシーズンを終えた。2連覇を狙う初戦の先発メンバーは直近の同様に、司令塔のイタリア代表シモーネ・ジャンネッリ、オポジット(OP)は元チュニジア代表ワシム・ベンタラ、ミドルブロッカー(MB)がアグスティン・ロセルとセバスティアン・ソレのアルゼンチンコンビ、リベロには元イタリア代表のベテランであるマッシモ・コラチ、OHはウクライナ代表オレフ・プロトニツキとポーランド代表カミル・セメニウクを起用。石川は2試合続けてのベンチスタートで第2、第3セットに途中出場した。
 
 一方のモデナは9勝13敗で黒星が先行したが、筋肉系のトラブルで離脱中のMBイタリア代表ジョヴァンニ・サングイネッティに代わって出場機会を得た18歳の同胞パルド・マーティがここ数試合で異例の大活躍。レギュラーシーズン後半は、順位で上回るチヴィタノーヴァに3-1、ミラノに3-0で勝利するなどチームは調子を上げている。

 ペルージャが武器のサーブでこれまでに積み上げたエース数はリーグトップの200本。モデナは148本で2位につけている。レギュラーシーズンとコッパイタリア準々決勝の対戦3回に完勝した昨季王者だが、この日は経験豊富なセッターのアルゼンチン代表ルチアーノ・デセッコ、得点ランク5位のOPオーストリア代表パウル・ブケッガーらを擁する古豪の奮闘に我慢の戦いを強いられることとなった。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号