昨オフにレッドブルへの昇格を争いに勝利したリアム・ローソンの成績不振を受けて、レッドブルが第3戦日本GPまでに、今季好調をキープしているジュニアチームの角田裕毅(レーシングブルズ)と交代させる可能性があるとの報道が出てきた。
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 今季レッドブルデビューを果たしたローソンは開幕戦オーストラリアGPで予選18番手からピットレーンスタートを選択しクラッシュでリタイヤ。第2戦中国GPでもスプリント予選で20番手、19番グリッドからスタートしたスプリントも14位フィニッシュと厳しい成績に。決勝レースでも予選20番手で再びピットレーンスタートを選び、15位フィニッシュと苦しいレースが続いている。
一方の角田はオーストラリアGP予選で5番手タイムを叩き出すと、レース中盤にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイク。タイヤ交換のタイミングを逃したことで入賞には惜しくも届かなかったものの速さを見せた。また中国GPスプリント予選では8番手グリッドを獲得しスプリントでは2つ順位を上げて6位入賞。今シーズン初ポイントを記録した。
両者の明暗が分かれている状況のなか、海外の専門メディア『Autosport』など複数メディアは、レッドブル首脳陣が「ローソンに改善のための時間を与えるか、すぐに角田と交代させるかの最終決定を来週に行なう」予定である、との見解を示した。つまりそれらのメディアは、レッドブル首脳陣が次戦第3戦日本GPのレースウィークを前にローソンと角田を交代させるか否かを検討し最終決定を下す可能性がある、と報じたということだ。
ローソンがレッドブルのマシンの扱いに苦戦している一方、角田は昨オフのテストでドライブしたレッドブルマシン「RB20」について、「全然すんなり乗れるなって感じのクルマ」と振り返っており、フィードバックに関してもレッドブルのエンジニアから高評価を受けたと話していた。
角田のテストと実際のローソンのレースとでは状況が全く異なるため比較にはならないが、角田自身もレッドブル昇格に「そうだね、いつでも(挑戦)したいよ」と意欲を示しており、日本GPでのサプライズ昇格についても「100%乗りたい。より速いマシンだからね」と話しているなど心の準備ができている様子(スポーツ専門局『ESPN』より)。今後の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン
【動画】角田裕毅がアンダーカットでアントネッリの前に出るシーン 今季レッドブルデビューを果たしたローソンは開幕戦オーストラリアGPで予選18番手からピットレーンスタートを選択しクラッシュでリタイヤ。第2戦中国GPでもスプリント予選で20番手、19番グリッドからスタートしたスプリントも14位フィニッシュと厳しい成績に。決勝レースでも予選20番手で再びピットレーンスタートを選び、15位フィニッシュと苦しいレースが続いている。
一方の角田はオーストラリアGP予選で5番手タイムを叩き出すと、レース中盤にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイク。タイヤ交換のタイミングを逃したことで入賞には惜しくも届かなかったものの速さを見せた。また中国GPスプリント予選では8番手グリッドを獲得しスプリントでは2つ順位を上げて6位入賞。今シーズン初ポイントを記録した。
両者の明暗が分かれている状況のなか、海外の専門メディア『Autosport』など複数メディアは、レッドブル首脳陣が「ローソンに改善のための時間を与えるか、すぐに角田と交代させるかの最終決定を来週に行なう」予定である、との見解を示した。つまりそれらのメディアは、レッドブル首脳陣が次戦第3戦日本GPのレースウィークを前にローソンと角田を交代させるか否かを検討し最終決定を下す可能性がある、と報じたということだ。
ローソンがレッドブルのマシンの扱いに苦戦している一方、角田は昨オフのテストでドライブしたレッドブルマシン「RB20」について、「全然すんなり乗れるなって感じのクルマ」と振り返っており、フィードバックに関してもレッドブルのエンジニアから高評価を受けたと話していた。
角田のテストと実際のローソンのレースとでは状況が全く異なるため比較にはならないが、角田自身もレッドブル昇格に「そうだね、いつでも(挑戦)したいよ」と意欲を示しており、日本GPでのサプライズ昇格についても「100%乗りたい。より速いマシンだからね」と話しているなど心の準備ができている様子(スポーツ専門局『ESPN』より)。今後の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が一時5番手に浮上したシーン