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角田裕毅が19位→9位の大幅順位アップ!加えて審議多数で“入賞”の可能性も...マックスは10秒ペナで17位【F1マイアミGP・スプリント】

THE DIGEST編集部

2025.05.04

9位でレースを終えた角田。(C) Getty Images

9位でレースを終えた角田。(C) Getty Images

 F1レッドブルの角田裕毅は現地5月3日、第6戦マイアミGPスプリントレースで9位でレースを終えた。

【動画】ルクレールがウェットコンディションでのレコノサンス・ラップでクラッシュ...
 当日大雨に見舞われ、スプリントレース直前もウェットコンディションだったため、多くのドライバーがレコノサンス・ラップ(スターティンググリッドにつく前のコース確認も兼ねた走行)で雨用タイヤを履くなか、小雨用タイヤを装着したシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ。マシンへの深刻なダメージを負ったルクレールはスプリントレースへの出走が見送られた。

 セーフティカー先導で各車フォーメーションラップを始めたものの、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースオフするなどレースをスタートできるコンディションではないとの判断で赤旗が提示された。

 予選で18番手に沈んだ角田は、サスペンションのセットアップ変更のためピットレーンスタートを選択。しかしセーフティカー先導でレース再開、スタンディングスタートとなったため、グリッド最後尾についた。

 角田は事実上のオープニングラップとなる3周目に17番手に浮上。その後は前方のオリバー・ベアマン(ハース)らに追いつけない状況が続くなか、いち早くピットインしミディアムタイヤに変更するギャンブルに出て、11位にポジションをアップした。

 その後15周目にフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がリアム・ローソン(レーシングブルズ)との接触でクラッシュしたためセーフティカーが出動。その後は最終ラップまでセーフティカー先導が続きレースが終了した。

 優勝はセーフティカーの間にタイヤ交換したランド・ノリス(マクラーレン)。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が2位に続き、3位にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入った。

 最後尾からスタートした角田はギャンブルに成功し大きく順位を上げた。そして角田は入賞圏外の9位でレースを終えたものの、ローソンとベアマン、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)がレース後審議となっているため、これらの裁定次第で最大3つの順位アップの可能性が残されている。

 また、4位からレースを始めたフェルスタッペンはピットイン時のアンセーフリリースで10秒のタイムペナルティを受けた影響でチェッカーフラッグを受けたドライバーのなかで最後尾となる17位までポジションを下げてしまった。

構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
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