ボクシングの世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（大橋）は４日（日本時間５日）、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級１位のラモン・カルデナス（米国）と防衛戦を行なっている。２回終盤、井上がカルデナスの左フックにダウンを喫するシーンがあった。

【動画】井上尚弥がまさかのダウン！ カルデナスの左フックを被弾 　まさかの被弾だ。２ラウンド終盤。ここまで圧倒的に押し込んでいた井上がカルデナスのカウンターを浴びた。打ち終わり際のガードが空いた顔面に挑戦者の左フックがもろに入る。思わず尻もちをつき、ネリ戦以来となるプロ２度目のダウンを喫した。

　カウント６までしゃがんだチャンピオンは気丈に立ち上がり、試合を続行。直後に２ラウンド終了のゴングが鳴った。

　まさかの井上のダウンにネットも騒然。「やべぇ、ダウン取られたぁぁあ」「被弾もあり鼻血も出てる！」「井上またダウン！鼻血も…！」「井上ダウンやん」「チャンピオンまさかのダウン」「井上のダウンはネリ戦以来だよね！？」などと多くのコメントが寄せられている。

　試合はその後、井上が反撃に打って出て８ラウンドKO勝ち。世界戦通算25勝。世界戦の通算KO勝利を23として、歴代最多を更新した。

構成●THE DIGEST編集部
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