プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が現地5月4日、米ラスベガスでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)との防衛戦に臨み、8回TKO勝利した。
2回にキャリア2度目のダウンを喫するなど劣勢に立たされる場面もあったものの、流石の修正力で挑戦者を退けた井上。そんな統一王者の“積極的な姿勢”に専門メディアから賛辞が送られた。
【画像】衝撃ダウンもTKO勝ちで4度目の王座防衛!ラスベガスでの井上尚弥対カルデナスを厳選ショットで特集! ボクシング専門のポッドキャスト番組『The Spit Bucket Podcast』は現地5月6日、公式Xを更新。「『彼(井上)はあごが弱いの?』と尋ねるバカな人達へ」と綴り、ダウンした井上に対する批判に反論。「ナオヤ・イノウエは、もし望むならばキャリアの残りをキャンバスに触れず(ダウンせず)に、判定勝ちで終えられるような、世代を代表する逸材だ」と記し、「彼(井上)はそうはしなかった。リスクを負い、自らをさらけ出すと決めたのは、ただ一つの理由のため...戦いに終止符を打つためだった」と続けた。
そして、「0を守れ(無敗こそ正義)」という考え方に蝕まれたこのスポーツにおいて、我々は“モンスター”を祝福すべきだ。彼(井上)は、自身の不敗神話を維持するよりも、ファンが望むものを優先する、ボクシング界の数少ないスーパースターの一人だ」と井上のプロボクサーとしての姿勢を称賛。 「いつか彼(井上)が負ける日が来ても驚きはしないが、それが我々にとって、この時代最高の選手の一人だという彼(井上)への評価には何ら変化を与えない。そして間違いなく、彼(井上)は史上最高の選手として認められる道を歩んでいるんだ!」とその偉大さに言及した。
アグレッシブなファイトスタイルでファンを熱狂させ続けてきた井上。その戦い方はカウンターをもらうリスクと表裏一体だが、その緊迫感とダウン後の反撃する姿こそが“モンスター”の最大の魅力のひとつなのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画&画像】米メディアが興奮した井上尚弥のTKO間際の実際のシーン
【記事】井上尚弥のフェザー級転向は厳しい…元世界2階級王者がカルデナス戦にシビアな見解「隙を突ける瞬間が見えた」「ライオンみたいな奴らがたくさんいる」
【記事】「破壊力ヤバかった」井上尚弥戦を彩った米ラウンドガールの筋肉美。日本とは“ひと味違う”雰囲気にファン驚き「なんだこりゃ」「別格やなー!」
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アグレッシブなファイトスタイルでファンを熱狂させ続けてきた井上。その戦い方はカウンターをもらうリスクと表裏一体だが、その緊迫感とダウン後の反撃する姿こそが“モンスター”の最大の魅力のひとつなのかもしれない。
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