F1レッドブルのチーフエンジニアを務めるポール・モナハン氏が角田裕毅のここまでの戦いぶりを称賛。フィードバックやメンタルなど様々な面でチームにフィットしていると、F1公式サイトに明かした。

【画像】世界を舞台に活躍する日本人F１ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介！ 　モナハン氏はマイアミGP開幕前に角田のレッドブルでの過去３戦を振り返り、「順調に馴染んでいるようだ。決して足を踏み入れるのに楽な状況ではなかったのに」とコメント。さらに以下のように角田のチームへの貢献を語った。

「チームに加入して以来、率直なフィードバックをくれ、礼儀正しく、良いチームメンバーとして活躍している。時には不運に見舞われ、時には幸運に恵まれながら、自分の居場所を見つけつつあるんだ」

「自分が望むもの、そうでないものを恐れずはっきりと言う。それは（チームにとって）良い。チームの一員であり、良いメンバーだ。きっと大丈夫だろう」

　さらにモナハン氏は、角田が稀代の才能を持つチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較され続けるという難しいシチュエーションにも上手く対処できていると見ている。「今のところ、マックスのチームメイトというプレッシャーを上手くいなしているようだ。それは本当に素晴らしいし感銘を受けた。芯の強さ以上の何かを持っている」とセカンドドライバーとしてのメンタルの強靭さを称賛した。

　この発言の後のマイアミGPでスプリント、決勝ともにポイントを獲得した角田。次戦エミリア・ロマーニャGP以降もフェルスタッペンの圧に負けず、上位入賞を果たせるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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