F1アルピーヌなどの元チーム代表オトマー・サフナウアー氏は今季、レッドブルをドライブする2人のドライバーのうち、マックス・フェルスタッペンのみがマクラーレン勢に肉薄している現状について、マシンではなくフェルスタッペンが優秀であるとの私見を紹介した。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! サフナウアー氏は蘭専門メディア『Racing News 365』から、今季6戦中1度の優勝と3度のポールポジションを獲得しているフェルスタッペンの速さについて、「(今季のレッドブルのマシン)RB21が人々が思っているよりも優れているのか、それともフェルスタッペン自身が違いを生んでいるのか」と尋ねられた。それに対し、「全てのデータを持っているわけではなく、ただ客観的に広い視野から見ているだけ」と前置きしながら、以下のように語った。
「私にとって、角田裕毅(レッドブル)は非常に有能なドライバーだ。(基本的に)角田はマックスと同じマシン、同じパーツを使っている。一方はポールポジションで予選を通過し、もう一方はコンマ7秒差で10位。そういう意味では、『マックス・ファクター』がある」
レッドブルの両ドライバーの間に大きな差が生まれてしまっていると指摘したサフナウアー氏は続けて、「マクラーレンを見てみてよ。彼らは最高のマシンを持っている。そして、2人のドライバーが予選でコンマ1秒以内の差でゴールした。これも何かを物語っている」と最速マシンを持つマクラーレンはドライバー間の差が少ないと示唆した。
加えて同氏は、マクラーレンのマシンの真価は予選での1周のタイムではなく、ロングランのペースにあると指摘する。「これには、マシンの開発、セットアップなど、多くの理由が考えられる。例えば、タイヤマネジメントも一つの理由だ」と説明。自身もチーム代表としてタイヤの持ちの改善に注力して成功した経験があるため、タイヤに優しいマシンの開発が成功した可能性があると主張した。
マシンの実力で圧倒的に有利なマクラーレンを異次元の走りで追随するフェルスタッペンに角田がどのようなサポートができるか、またチームがどれほど強力なマシンを提供できるか引き続き注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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「私にとって、角田裕毅(レッドブル)は非常に有能なドライバーだ。(基本的に)角田はマックスと同じマシン、同じパーツを使っている。一方はポールポジションで予選を通過し、もう一方はコンマ7秒差で10位。そういう意味では、『マックス・ファクター』がある」
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マシンの実力で圧倒的に有利なマクラーレンを異次元の走りで追随するフェルスタッペンに角田がどのようなサポートができるか、またチームがどれほど強力なマシンを提供できるか引き続き注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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