F1第9戦のスペイン・グランプリ予選、レッドブルの角田裕毅はQ1で20人中最下位の結果に終わり、決勝は繰り上げによって19番グリッドからレースに臨むこととなった。
初日から「RB21」のコントロールに苦しんできた角田は、「フリー走行1回目から何かがおかしいと感じていました。全力を尽くしましたが、かなり厳しい結果です。グリップの問題やタイヤをかなり消耗していく感覚に苦しんでいました。週末中、できる限り問題を解決しようとしましたが、解決には至っていません。週末中に複数のセットアップを試しました。Q1の最後はクリーンラップだったの、不思議な感じです」と予選を振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介
「今日は結果が出なかったのが残念です。車に自信を持てていたにもかかわらず、ペースが伴いませんでした。ただ、週末を通してより一貫性を持って走り、大きなミスもなかったというポジティブな点もあります。明日はいつも通り最善を尽くし、ポイントを取り戻すために頑張ります。幸いバルセロナはオーバーテイクが可能なコースです」
またメディアのインタビューでも、「モナコまではずっと順調に進歩し、マックス(・フェルスタッペン)にも迫っていたのに、突然酷く落ちてしまいました」「僕が何をしても、どのラップでも、ロングランでも同じです。何をしても、何も起こりません」「全く納得できません。根本的な問題は依然として解消されていなくて、それが何なのか僕には分からないし、その解決策も全く見つかりません」と、彼の悲痛なコメントが並んだ(英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』より)。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「ユウキは週末を通して苦戦している。彼を助けるためにダウンフォースを少し高めにしたが、いまだ(苦戦の)原因は分からず、詳しく調べる必要がある。残念ながら、彼が明日順位を上げるには、かなりの努力が必要になるだろう」と、レースに向けても悲観的な展望を示している。
チームメイトが予選3番手につけて好印象を明かしたのとは対照的な角田の状況に、チームは原因を精査するとしているが、ヘルムート・マルコ顧問は「ユウキはマックスと同じフロアを持っておらず、他にも幾つか車には細かい違いがある。それは、彼がイモラでパーツを壊してしまったためだ」と指摘した上で、「予選になると調子を上げられない。セッティングに変更が加えられた時の順応に、より時間がかかっている。このパフォーマンスは残念だ」と語った(ドイツのモータースポーツ専門誌『Motorsport Magazin』より)。
初日から「RB21」のコントロールに苦しんできた角田は、「フリー走行1回目から何かがおかしいと感じていました。全力を尽くしましたが、かなり厳しい結果です。グリップの問題やタイヤをかなり消耗していく感覚に苦しんでいました。週末中、できる限り問題を解決しようとしましたが、解決には至っていません。週末中に複数のセットアップを試しました。Q1の最後はクリーンラップだったの、不思議な感じです」と予選を振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。
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「今日は結果が出なかったのが残念です。車に自信を持てていたにもかかわらず、ペースが伴いませんでした。ただ、週末を通してより一貫性を持って走り、大きなミスもなかったというポジティブな点もあります。明日はいつも通り最善を尽くし、ポイントを取り戻すために頑張ります。幸いバルセロナはオーバーテイクが可能なコースです」
またメディアのインタビューでも、「モナコまではずっと順調に進歩し、マックス(・フェルスタッペン)にも迫っていたのに、突然酷く落ちてしまいました」「僕が何をしても、どのラップでも、ロングランでも同じです。何をしても、何も起こりません」「全く納得できません。根本的な問題は依然として解消されていなくて、それが何なのか僕には分からないし、その解決策も全く見つかりません」と、彼の悲痛なコメントが並んだ(英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』より)。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「ユウキは週末を通して苦戦している。彼を助けるためにダウンフォースを少し高めにしたが、いまだ(苦戦の)原因は分からず、詳しく調べる必要がある。残念ながら、彼が明日順位を上げるには、かなりの努力が必要になるだろう」と、レースに向けても悲観的な展望を示している。
チームメイトが予選3番手につけて好印象を明かしたのとは対照的な角田の状況に、チームは原因を精査するとしているが、ヘルムート・マルコ顧問は「ユウキはマックスと同じフロアを持っておらず、他にも幾つか車には細かい違いがある。それは、彼がイモラでパーツを壊してしまったためだ」と指摘した上で、「予選になると調子を上げられない。セッティングに変更が加えられた時の順応に、より時間がかかっている。このパフォーマンスは残念だ」と語った(ドイツのモータースポーツ専門誌『Motorsport Magazin』より)。
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