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角田裕毅は「なんとか最善を尽くした」と海外メディアが擁護。 一方で「挽回する道はあるのか?」との厳しい見解も...

THE DIGEST編集部

2025.06.02

ピットレーンスタートから13位でレースを終えた角田。(C) Getty Imaegs

ピットレーンスタートから13位でレースを終えた角田。(C) Getty Imaegs

 F1第9戦のスペイン・グランプリは6月1日に決勝が行なわれ、レッドブルの角田裕毅はピットレーンからのスタートで13位に終わっている。

 初日からRB21のペース不足に苦しみ、予選ではQ1を最下位(20番手)で敗退の憂き目に遭った角田は、リアウィングやサスペンションのセッティング変更を施してレースに臨み、徐々にポジションを上げていったが、ポイント圏内には手が届かないままチェッカーフラッグを受けた。

【動画】ソフトタイヤ連発の角田裕毅がファステストラップ&オーバーテイクで順位アップに成功!
 レース後、角田は「(レース終盤に)セーフティカーが出動するまではポイント獲得の可能性もありました。我々が望んだような週末にはなりませんでしたが、現状を受け入れるしかありません。今週は波がありましたが、決勝でのペースはまずまずでした」と振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)。

「ピットレーンスタートは理想的ではないものの、レースでポジションを上げるためには何か違う方法を試す必要があると分かっていました。セットアップでいくつかの変更を試しましたが、最終的にはあまり効果がありませんでした。しかし、カナダで状況を改善するためのアイデアを持っています。我々の目指すところにはまだ到達していませんが、チーム全体で努力し続け、週末を通して一貫性を保てるようにします」

 またメディアのインタビューでは、「セーフティカーのタイミングは、僕にとっては助けになりませんでした。フリー走行の1回目からほとんど同じ車の状態は変わらなかったです。ペースという点では悪くなかったけど、僕としても、チームとしても、心配しているのはそこではありません」と、根本的な解決には至っていない現状を強調した(ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』より)。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「ユウキのレースは、セーフティカーによって打撃を受けた。彼のペースとタイヤの優位性から見て、ポイント圏内でのフィニッシュ、もしくはそれに非常に近いところまで行けていたはずだ。厳しい週末だったし、彼にとって望んだ結果ではなかった」とコメントしている。
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