F1レッドブルの角田裕毅は現地6月1日、第9戦スペインGP決勝に臨み、13位フィニッシュとなった。
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介 フリー走行から苦戦が続いていた角田。特にグリップ不足を訴えており、セットアップの変更など試行錯誤を続けたものの大きな改善は見られず。予選ではまさかの20番手タイムでQ1敗退となった。
角田は決勝に向けて、サスペンションのセットアップ、そしてフロント、リアウイングを変更。ピットレーンスタートとなり、各車ソフトタイヤでグリッドにつくなか、角田は唯一ミディアムタイヤを選んだ。
3番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番グリッドのランド・ノリス(マクラーレン)をパスするなど、多くのドライバーが順位変動しながらのスタートとなった今回のグランプリ。15番グリッドのニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)は2周目までに一気に入賞圏内の10番手にポジションアップした。
8周を終えたところで角田がピットインしソフトタイヤに交換。アレックス・アルボン(ウイリアムズ)をかわし17番手に立ち、25周目には全車で最も早く2回目のピットストップをしてソフトタイヤに交換した。
ノリスにオーバーテイクを許したフェルスタッペンは14周目にピットイン。古いタイヤを履いていたキミ・アントネッリ、ジョージ・ラッセルのメルセデス勢を抜いてマクラーレン勢をアンダーカットした。30周目には2回目のピットストップを行ない、ミディアムタイヤに替えた。
残り21周の場面で3度目のタイヤ交換した角田。47周目には1分17秒998でファステストラップを記録したほか、48周目に入ったところでエステバン・オコン(ハース)をオーバーテイクに成功した。
さらに翌周にはフェルスタッペンが1分17秒141でファステストラップを更新。タイヤのライフが1、2周差のマクラーレン勢を猛追するも徐々に引き離される。
変化が訪れたのは55周目だ。アントネッリがターン10でコースオフし、マシンを停止した影響でセーフティカーが出動。各車ソフトタイヤに交換するなか、フェルスタッペンはハードタイヤに履き替えた。
残り6周で再開した場面では大きくスライドさせてシャルル・ルクレール(フェラーリ)のオーバーテイクを許し表彰台圏外の4位に転落。さらにジョージ・ラッセル(メルセデス)への接触により10秒のタイムペナルティを受けて10位までポジションを下げた。
角田は再開後、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)をオーバーテイクして13位でレースを終えた。
セーフティカーの間にソフトタイヤに履き替えたトップのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ノリスがワンツーを達成。表彰台最後の1枠にはルクレールが入った。
また中団勢では、オープニングラップで大幅ポジションアップに成功したヒュルケンベルグが5位フィニッシュと大健闘。7位には好調アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が入った。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が10番手タイムでQ2進出を決める!
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角田は決勝に向けて、サスペンションのセットアップ、そしてフロント、リアウイングを変更。ピットレーンスタートとなり、各車ソフトタイヤでグリッドにつくなか、角田は唯一ミディアムタイヤを選んだ。
3番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番グリッドのランド・ノリス(マクラーレン)をパスするなど、多くのドライバーが順位変動しながらのスタートとなった今回のグランプリ。15番グリッドのニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)は2周目までに一気に入賞圏内の10番手にポジションアップした。
8周を終えたところで角田がピットインしソフトタイヤに交換。アレックス・アルボン(ウイリアムズ)をかわし17番手に立ち、25周目には全車で最も早く2回目のピットストップをしてソフトタイヤに交換した。
ノリスにオーバーテイクを許したフェルスタッペンは14周目にピットイン。古いタイヤを履いていたキミ・アントネッリ、ジョージ・ラッセルのメルセデス勢を抜いてマクラーレン勢をアンダーカットした。30周目には2回目のピットストップを行ない、ミディアムタイヤに替えた。
残り21周の場面で3度目のタイヤ交換した角田。47周目には1分17秒998でファステストラップを記録したほか、48周目に入ったところでエステバン・オコン(ハース)をオーバーテイクに成功した。
さらに翌周にはフェルスタッペンが1分17秒141でファステストラップを更新。タイヤのライフが1、2周差のマクラーレン勢を猛追するも徐々に引き離される。
変化が訪れたのは55周目だ。アントネッリがターン10でコースオフし、マシンを停止した影響でセーフティカーが出動。各車ソフトタイヤに交換するなか、フェルスタッペンはハードタイヤに履き替えた。
残り6周で再開した場面では大きくスライドさせてシャルル・ルクレール(フェラーリ)のオーバーテイクを許し表彰台圏外の4位に転落。さらにジョージ・ラッセル(メルセデス)への接触により10秒のタイムペナルティを受けて10位までポジションを下げた。
角田は再開後、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)をオーバーテイクして13位でレースを終えた。
セーフティカーの間にソフトタイヤに履き替えたトップのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ノリスがワンツーを達成。表彰台最後の1枠にはルクレールが入った。
また中団勢では、オープニングラップで大幅ポジションアップに成功したヒュルケンベルグが5位フィニッシュと大健闘。7位には好調アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が入った。
構成●THE DIGEST編集部
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