F1レッドブルは現地6月1日のスペインGPでマックス・フェルスタッペンが10位、角田裕毅が13位という内容でレースを終えた。それぞれ表彰台、入賞のチャンスがあったなかでこのような結果となってしまった両者に対して、英国の専門メディア『THE RACE』からは厳しい評価が下された。
【動画】ソフトタイヤ連発の角田裕毅がファステストラップ&オーバーテイクで順位アップに成功! 同メディアのエド・ストロー記者は、同グランプリでのドライバーのパフォーマンスをランキング形式で発表。角田に18位、フェルスタッペンに19位と、出走を見送ったランス・ストロール(アストンマーティン)を除くと下位2人、という厳しい順位をつけた。
ピットレーンスタートから13位までポジションを上げた角田については、「RB21から最高のペースを引き出すには並外れたスキルが求められるのは明らかだが、それを考慮しても、3位になれるマシンで予選最下位というのは、大惨事だ」と酷評。「何よりも懸念されるのは、ツノダがペース不足に戸惑っているように見えた点」と続け、ウイングやサスペンションの変更では大きな効果を得られず、入賞には届かなかったと、その深刻度を説明し、「ますます混乱しているようだ」と評した。
角田が地味ながら着実に順位を上げていた一方、このレースで悪い意味で目立ってしまったのがフェルスタッペンだ。3番グリッドからスタートした王者はレース終盤、ペナルティ回避のためにジョージ・ラッセル(メルセデス)にポジションを明け渡すようチームから指示されると、ターン5で譲るそぶりを見せながら加速して衝突した。
この10秒ペナルティが科されたフェルスタッペンの行動に、同記者は「不必要な自傷行為」と苦言を呈し、「自制心の欠如の代償によって、良い週末が台無しになった」と結論付けた。
この2戦でレッドブルが獲得したポイント(フェルスタッペン13、角田0)はジュニアチームであるレーシングブルズのアイザック・ハジャー1人が記録した「14」よりも低い数字。さらにコンストラクターズランキングでも4位転落と苦しい時期を過ごしている。
果たしてレッドブルは次戦カナダGPから修正できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破
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ピットレーンスタートから13位までポジションを上げた角田については、「RB21から最高のペースを引き出すには並外れたスキルが求められるのは明らかだが、それを考慮しても、3位になれるマシンで予選最下位というのは、大惨事だ」と酷評。「何よりも懸念されるのは、ツノダがペース不足に戸惑っているように見えた点」と続け、ウイングやサスペンションの変更では大きな効果を得られず、入賞には届かなかったと、その深刻度を説明し、「ますます混乱しているようだ」と評した。
角田が地味ながら着実に順位を上げていた一方、このレースで悪い意味で目立ってしまったのがフェルスタッペンだ。3番グリッドからスタートした王者はレース終盤、ペナルティ回避のためにジョージ・ラッセル(メルセデス)にポジションを明け渡すようチームから指示されると、ターン5で譲るそぶりを見せながら加速して衝突した。
この10秒ペナルティが科されたフェルスタッペンの行動に、同記者は「不必要な自傷行為」と苦言を呈し、「自制心の欠如の代償によって、良い週末が台無しになった」と結論付けた。
この2戦でレッドブルが獲得したポイント(フェルスタッペン13、角田0)はジュニアチームであるレーシングブルズのアイザック・ハジャー1人が記録した「14」よりも低い数字。さらにコンストラクターズランキングでも4位転落と苦しい時期を過ごしている。
果たしてレッドブルは次戦カナダGPから修正できるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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