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ラグビー

強豪マオリABs&ウェールズに挑む「ラグビー日本代表」の新戦力5名に注目! エディー・ジョーンズHC体制が2季目へ突入

向風見也

2025.06.27

ボールキャリーや判断の速さに自信を持つ小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)。写真提供:JRFU

ボールキャリーや判断の速さに自信を持つ小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)。写真提供:JRFU

 運命の季節を迎えた。

 ラグビー日本代表が、エディー・ジョーンズヘッドコーチ体制2季目に突入。昨秋のキャンペーンで1勝3敗と苦しんだとあり、7月の対ウェールズ代表戦2連戦では結果を出したい。

 6月28日には東京・秩父宮ラグビー場で、JAPAN XVとしてマオリ・オールブラックス戦に挑む。『超速ラグビー』を謳う現体制にとり重要なキャンペーンへは、37名のスコッドが編まれ、うち12名がなんと初選出だ。

 本欄では、当日の躍動が待たれる新顔のうち5名をピックアップする。

――◆――◆――
【PHOTO】世界に名を馳せるトッププレーヤー30選!
●小林賢太(東京サントリーサンゴリアス/プロップ/185センチ・115キロ/26歳)

 長らく稲垣啓太が君臨の左プロップには、3名の代表未経験者が名乗り。国内リーグワン1部2連覇中の東芝ブレイブルーパス東京からは強靭な木村星南、同準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイからは低さが売りの紙森陽太が選ばれた。

 もうひとりの小林は、機動力に長けて手先も器用。パス回数の増えそうなジョーンズのスタイルに適合しそうだ。

 芦屋ラグビースクール、東福岡高、早大を経て22年にサンゴリアスに加入。23年のワールドカップフランス大会前に代表候補に抜擢された。当時は正規メンバーから漏れるも、24年7月に自費で渡豪して見聞を広められたのがよかった。

 直近のシーズンでハイパフォーマンスを貫き、新たなステージへ「ボールキャリー(突破)、判断の速さ、シンプルなスピード感は、他の1番(左プロップ)と差別化できるところです」と意気込む。
 
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