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注目の男子SPは今夜! ユース五輪王者のホープ鍵山優真、「上位と戦える実力」の友野一希が登場。気になる滑走順は?【四大陸選手権】

THE DIGEST編集部

2020.02.07

4回転ジャンプも調子がよさそうな友野(左)、ユース五輪での優勝など活躍が続く鍵山(右)。(C) Getty Images

4回転ジャンプも調子がよさそうな友野(左)、ユース五輪での優勝など活躍が続く鍵山(右)。(C) Getty Images

 韓国で開催中のフィギュアスケート四大陸選手権は7日に大会2日目を迎え、男子シングルのショートプログラム(SP)が行なわれ、日本からは羽生結弦、友野一希、鍵山優真の3名が参加する。

 まず最初に登場するのは、先日スイスのローザンヌで開催されたユース・オリンピックで優勝を果たした鍵山優真。第3グループの最終滑走で登場する。『宿命』にのせ、ジャンプは冒頭の4回転トゥループ、トリプルアクセル、3回転ルッツ+トゥループが予定されている。ユース五輪でも称賛された美しいスピン、ステップワークなども見どころ。昨年末の全日本選手権から好調を維持している、全日本ジュニアチャンピオンに期待がかかる。

 五輪の公式チャンネル『Olympic Channel』は鍵山の台頭を「北京五輪の星。この世代を牽引している」と称えており、シニアの国際舞台で16歳の鍵山がその実力を発揮できるかが注目される。登場は午後8時13分ごろの予定だ。
 
 次に登場するのは、友野一希。第4グループの最終滑走者となり、20番目に登場する。大会前、自身のインスタグラムに、4回転サルコーを軽やかに決める動画をアップするなど、調子は上向いている模様。ジャンプは冒頭に4回転+3回転トゥループ、4回転サルコー、後半にトリプルアクセルを予定。米『NBC Sports』は「その実力は疑うべくもない。上位と戦えるだけの力がある」と入賞の可能性があるひとりとして紹介している。登場は午後9時8分ごろとなる。

 そして最後に羽生結弦。滑走は第23番目、午後9時35分ごろの登場になる見込みだ。この大会から平昌五輪のプログラムに変更し、SPはショパン作曲の『バラード第1番』で挑む。ジャンプは4回転サルコー、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセルが予定されている。伝説のプログラムを自らの手で蘇らせることを選択した五輪王者は、初タイトル獲得へ臨む。

 また、アメリカ代表として参加する樋渡知樹は、友野と同じ第4グループ、17番目の滑走者として登場。全米選手権ではネイサン・チェン、ブライアン・ブラウンに続く3位に入る好成績を残しており、上位進出に期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部
 
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