東京世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権が7月4日、国立競技場で開幕した。初日は女子5000メートル決勝が実施され、この種目の日本記録保持者である田中希実が14分59秒02で大会4連覇を達成。すでに参加標準記録(14分50秒00)を突破しているため、5000メートルの代表切符を掴んだ。
1500メートルとの2種目で代表入りを狙う田中はレース序盤から先頭集団につける。田中は10000メートルとの2種目出場を懸ける廣中璃梨佳を追走。前日本記録保持者と激しいデットヒートを繰り広げる。
3000メートルから田中が頭ひとつ抜け出し、2番手集団をじわじわ引き離す。廣中が少しずつ遅れ出すと、田中がさらにギアを上げて突き放す。
残り1週で田中はもう独走状態に。圧巻のスピードで他を引き離した田中が貫録の強さをみせつけフィニッシュテープに飛び込んだ。
廣中は2位でフィニッシュ。田中との激しい首位争いに会場からは大きな拍手が上がった。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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3000メートルから田中が頭ひとつ抜け出し、2番手集団をじわじわ引き離す。廣中が少しずつ遅れ出すと、田中がさらにギアを上げて突き放す。
残り1週で田中はもう独走状態に。圧巻のスピードで他を引き離した田中が貫録の強さをみせつけフィニッシュテープに飛び込んだ。
廣中は2位でフィニッシュ。田中との激しい首位争いに会場からは大きな拍手が上がった。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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