ラグビー

ラグビー日本代表、惜しくも史上初の旧ティア1国からの連勝ならず… 後半追撃し一時2点差に迫るも22-31でウェールズに惜敗

THE DIGEST編集部

2025.07.12

日本vsウェールズ戦。(C) Getty Images

 ラグビー『リポビタンDチャレンジカップ2025』日本代表対ウェールズ代表が7月12日、ノエビアスタジアム神戸で行なわれ、日本は22-31で敗れ、5日に続く連勝はならなかった。

 5日の第1戦では、後半の逆転劇で24-19とウェールズから12年ぶり2度目の勝利を挙げた日本代表。世界トップの強豪国グループを指す「ハイパフォーマンス・ユニオン(旧ティア1)」の相手に史上初の連勝を狙って、第2戦に挑んだ。

 試合は初戦と同様、先制される展開に。前半9分に快足ウイングのジョシュ・アダムスに抜け出され、先制のトライを許す。さらに同28分、36分にもトライとゴールを許して3-21と大きくリードを許してしまう。ここで日本はフロントスリーを総入れ替え。するとこれが功を奏して、直後のスクラムで相手からペナルティを奪うと、前半終了間際には代わって入った竹内柊平が代表初トライ。日本は10-21と追い上げて前半を折り返した。
 

 後半に入ると、徐々にウェールズの足が止まり始め、日本が攻勢に。後半19分、混戦からワーナー・ディアンズがトライを奪うと、同22分にはディラン・ライリーがインターセプトから一気に敵陣を駆け上がりトライを奪い、ゴールも決まって24-22と2点差と迫る。

 しかし、ウェールズも残り6分でトライを奪い返し、31-22とリードを広げる。このまま、リードを保ったウェールズが日本を破った。日本は惜しくも史上初となる快挙を逃した。

構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界に名を馳せるトッププレーヤー30選!