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格闘技・プロレス

新日本『G1』飯伏幸太が2連覇達成!蝶野正洋、天山広吉に続く3人目の快挙「あとはIWGPを獲るだけ」

どら増田

2020.10.18

SANADAはカミゴェの猛攻に耐え続けたが、30分越えの試合に力尽きた。(C)新日本プロレス

SANADAはカミゴェの猛攻に耐え続けたが、30分越えの試合に力尽きた。(C)新日本プロレス

 しばらく立ち上がれない飯伏が顔を上げると笑みを浮かべ座りながら勝ち名乗り。蝶野から優勝トロフィーと優勝旗が渡された。飯伏はマイクを持つと「蝶野さん、天山さんの2年連続連覇を果たしました。3年連続、この優勝決定戦に名前を残しました。飯伏幸太です。こういう時代にこんなにたくさん集まってくれて、本当にありがとうございます。僕は早く前みたいなプロレスの時代が来ることを願っているので、一刻も早くG1(のトロフィー)をIWGPヘビー級のベルトに変えたいと思います。僕は逃げない!負けない!諦めない!そして裏切らなかった。僕は本当の神になる!」とIWGP獲りを宣言。キャノン砲から放たれた銀テープを身体に巻きつけながら、バックステージへ。
 
 インタビュースペースに着くなり椅子に座り込んで「最後まで諦めなかったから。めちゃくちゃうれしいですよ。でも身体はボロボロですよ」と言ったところで、公式戦で飯伏に勝っているジェイ・ホワイトが手を叩きながら、現れて、勝手に椅子を持ち出して座り込み飯伏とZIMAで乾杯すると対戦表明した。

 ジェイが去ると「今はうれしい時間だから。僕の時間だから邪魔されたくない。次、彼がやりたいなら、いつやってもいいよ」とジェイの挑発を受諾。IWGPに関しては「期間が短いので、テンションをキープしていきたい。前回(1.5東京ドーム)も彼(ジェイ)に負けてるので、いつでもいい。リベンジした上でIWGPを巻きますよ」と語り、蝶野からトロフィーを渡された心境については「不思議な感覚になりました。感慨深いというかファンに戻った気持ち」と喜ぶ。新日本は来年1.4、1.5東京ドーム2連戦開催をこの日に発表したが、「あとはIWGPを獲るだけ。そうすればもっと神に近づけると思います」と改めてIWGP獲りを宣言。飯伏は本当の神になるまで王手をかけたと言っていいだろう。

◆新日本プロレス◆
『G1クライマックス30』
2020年10月18日
東京・両国国技館 観衆 2928人
▼『G1クライマックス30』優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
<Aブロック>○飯伏幸太(35分12秒 片エビ固め)SANADA●<Bブロック>
※カミゴェ
※飯伏幸太が優勝

文●どら増田

【G1 CLIMAX30 PHOTO】パワーファイトの応酬となった最終戦に勝利した飯伏幸太が7勝を挙げ決勝に進出

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