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格闘技・プロレス

新日本「言いたくないけど尊敬すべき変態」高橋ヒロムが田口隆祐との激闘を制す!

THE DIGEST編集部

2020.12.06

バックステージでは疲労困憊のヒロム。最後の一戦へ向けて意気込みも十分(?)だ。(C)新日本プロレス

バックステージでは疲労困憊のヒロム。最後の一戦へ向けて意気込みも十分(?)だ。(C)新日本プロレス

 バックステージでヒロムは「クソー、手こずった……。このシリーズ、あの人の試合、何回も見返したけどさ、なんのヒントになるようなものがないんだよ。面白いぐらいにさ、なんのヒントもないんだよ。あの人、ずっとあのままなんだよ。でも、やっぱり……ただの変態じゃないんだよ。言い方、難しいな。なんて言ったらいいんだろ? まあ、言いたくないけどさ、新日本プロレスジュニア、生え抜きの新日本プロレスジュニア、尊敬すべき変態だ。……ああ、いやいやいや、なし。今のなし。もっかい、あれはただの変態でした。今の“ただの変態です”で大丈夫です」と、とにかく“変態”を強調した。

 敗戦を喫した田口は「いやあ、ビックリするぐらい疲れなくて、立ってコメントできるぐらい、非常に調子よく試合できたんで。調子に乗ったなあ……。調子に乗って……。調子に乗っちゃあダメだって、『調子に乗っちゃダメだよ』って言ってたんですけどね。長渕が、俺のなかの長渕さんが言ってたんですけどね。『調子に乗んじゃねえよッ』『足もとすくわれんぞッ』って。すくわれちゃった」と悔やみつつ「あ、そう、ふんどしが。ふんどしをはいた日に、タイツ脱がしたらダメだよ。今日は脱がさないと思ったら……やるな、やっぱりヒロムは」と、ヒロムを立てた。
 
 これで、ヒロム、石森、デスペラード、SHOが勝ち点12で横一線となった。石森はSHOと、デスペラードはBUSHIと対戦する。最後にヒロムは「さてお次は、(お手製の攻略本を広げ)待ちに待った、天山広吉とのシングルだよ。楽しみだな。初シングルだ。天山広吉……ワクワクすんなあ、へヘヘヘ」と不敵に笑ってバックステージを去っているが、天山はセコンドで、対戦相手はマスター・ワトだ。

◆新日本プロレス◆
『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』
2020年12月5日
鹿児島・サンアリーナせんだい
観衆 1,803人

▼ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)
<3勝5敗=6点>●田口隆祐(25分30秒 エビ固め)高橋ヒロム○<6勝2敗=12点>
※田口のTIME BOMBをヒロムが丸め込み

構成●THE DIGEST編集部
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