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モータースポーツ

角田裕毅、無線での「罵声」が海外メディアで話題。F1第2戦はトラブル続きで最後尾スタート

THE DIGEST編集部

2021.04.18

 この無線での“罵声”については、バーレーンGPでも各国の多くのメディアに取り上げられたものだが、今回、ブロックしたセルジオ・ペレス(レッドブル)に対して「こちらを見てさえいなかった」、トラフィックには「渋滞天国だ」と、それぞれ「F」で始まる汚い単語などをまじえて不満をぶちまけたことも、再び彼らの格好の話題となった。

 幾つかのメディアは、SNSでのファンの反応を紹介し、「『渋滞天国』は今年のF1のベスト名言だ」「ステアリングを握ると獣になる角田。大好き(笑)」「外国語を学ぶ時に最初に覚えるのは、こういう“楽しい”単語だからね」「ほとんどの人たちが日々、渋滞天国で過ごしているんだ」といった投稿を紹介している。
 
 一部のペレス・ファンなどからは厳しい反応があったようだが、多くの人々からは面白がられている印象がある角田の罵声。先日、彼がF2を戦ったチーム「カーリン・モータースポーツ」の代表であるトレバー・カーリンは、『The Guardian』のインタビューで「ユウキは1年かけて、我がチームのメカニックから英国の全ての汚い言葉を学んだんだ(笑)。(アルファタウリ代表の)フランツ・トストも驚いたことだろう」と語っている。

 角田自身はこれを、心を乱す行為であって自身の「弱点」と捉えているが、“本場仕込み”の罵声は、卓越したドライビングとともに、若き日本人ドライバーのトレードマークになっていくのだろうか?

構成●THE DIGEST編集部

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