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格闘技・プロレス

大仁田厚が川崎球場で復活!対戦相手の安田大サーカス・クロちゃん「電流爆破の利権を賭けろ」と大胆要求

どら増田

2021.07.10

ササダンゴ(右)に引き留められながらも合意書への調印を食い止めようとしたクロちゃん。しかし、その努力も及ばなかった。(C)CyberFight

ササダンゴ(右)に引き留められながらも合意書への調印を食い止めようとしたクロちゃん。しかし、その努力も及ばなかった。(C)CyberFight

 この騒乱のなかで、「死ぬ以外、NGはございません」とキッパリ断言した紀井マネジャーが合意書にサインを入れて参戦が正式決定。大仁田&高木&彰人&伊藤麻希(東京女子)と、クロちゃん&ササダンゴ&黒田哲広&乃蒼による異例の8人タッグマッチが実現する運びとなった。

 なお、電流爆破バットの火薬量は通常の3~5倍、そのほかのデスマッチアイテムも用意される予定だ。元FMWの黒田が電流爆破のリングで大仁田と対峙するのも注目である。

 今回のカード決定に大きな影響を与えた紀井マネジャーは、「本人もどこかで『やってやる』と思ってるようで、朝から仕事があっても、5時にジムに行って、トレーニングをガシガシやってから現場に来てる。勝ち目はある」とコメント。さらにハードコア志向で、初の電流爆破参戦となる乃蒼も「デスマッチがやりたくてプロレスラーになったんで、準備は万端です」と強気に語った。

 一方でクロちゃんは「大仁田とはもうやりたくない。本当は女子プロレスラーハンターだから、ヒカリちゃんとか、上福ゆきちゃんとか。SKE48荒井優希ちゃんのカカト落としを足舐めFinallyで返してやりたかった」とひ弱にポツリ。
 
 それでも「今度こそ人工関節をしっかり溶かして、2度とリングに戻ってこれない身体にしてやるよ」と開き直ると、「大仁田は最近、電流爆破が海外でうけて、味しめていろんなことやろうとしてるから、全部台無しにしてやる。電流爆破の利権をもらって、俺たちが好きなようにやってやる。全部奪って本当に引退させてやる」と腹をくくった。

 最後にクロちゃんは「俺だけリスクがあって損。オマエは電流爆破の利権を賭けろ!歌舞伎座、松竹本社でも電流爆破やってやる。東銀座を火の海にしてやるぜ!」と大仁田が商標を持っている電流爆破の利権を賭けるように要求した。

 いずれにしても、川崎球場を改築して作られた富士通スタジアムで、かつて一世を風靡した大仁田が電流爆破デスマッチを行なうのは非常に興味深い。

文●どら増田

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