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モータースポーツ

「濡れた路面は味方しなかった」“7度目のQ1敗退”角田裕毅を欧州メディアが厳しく評価「ガスリーがまた結果を残したが」

THE DIGEST編集部

2021.08.29

 また、ホンダ・レーシングの田辺豊治TDは「ペースが上がらずに17番手という結果になりましたが、明日は長いレースになるし、スパ・フランコルシャンはオーバーテイクも多く見られるコースなので、決勝でのポジションアップを期待していますと語っている。

 角田の予選について、専門メディア『MOTORIONLINE』は「FP3でもパッとしなかった日本人ルーキーは予選17位。雨とウェットコンディションは、彼に味方しなかった。決勝は9列目からのスタートとなるが、背後からはミック・シューマッハー(ハース)、そして元王者のキミ・ライコネン(アルファロメオ)が追い越しを狙っている」と報じ、ポーランドの『dziel pasje』は「ガスリーがまた素晴らしい結果(6位)を残した一方で、角田はコンディションの変化によって車のポテンシャルを活かせなかった」と綴った。
 
 後半戦最初の予選では大いに苦しんだ角田。アルファタウリのフランツ・トスト代表は「後半戦のユウキに対しては良い結果を期待している」と、これまでよりハードルを上げることを明言しているが(『F1 MAXIMAAL.NL』より)、厳しい状況からの巻き返しを混沌のスパでのレースで見せ、首脳陣を納得させるだけの結果を残すことができるだろうか。チームもSNSで「明日は大きな仕事が控えている」と檄を飛ばしている。

構成●THE DIGEST編集部

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