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モータースポーツ

角田裕毅、接触での罰則に「10秒は馬鹿げている」と不満。海外メディアは「カミカゼ・アクション」と批判も

THE DIGEST編集部

2021.11.15

 また、スプリント予選同様、メルセデスの軍門に降る形となり、悔しさを隠さなかったホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは、角田については「序盤にオーバーテイクを仕掛けた際、他車に接触し、車体にダメージを負うとともに、その接触によるペナルティーを受けてしまったことで15位という結果でしたが、週末を通してスピードはありましたので、次のレースに期待しています」と次戦に期待を寄せている。
 
 今回のインシデントでペナルティーポイント2(通算6ポイント)を科せられた角田に対して、海外の専門メディアの見方は厳しく、ドイツの『MOTORSPORT TOTAL.COM』は「ここ数週間はエラーの確率を大幅に減らしていたツノダだったが、ブラジルでは以前のパターンに戻ってしまった。彼は“カミカゼ・アクション”で自身だけでなく、ストロールのレースも台無しにした」と日本人ドライバーの過失だと判断し、イタリアの『MOTORIONLINE』は責任の所在には言及せず、「ポイント獲得のチャンスを逃した」と綴った。

 英国の『THE RACE』は「ブラジルGPでの勝者と敗者」という記事において、角田を「敗者」に選出。「ツノダの惨めなブラジルでの週末は、コンストラクターズ・ランキング5位争いでアルファタウリがアルピーヌを突き放す絶好の機会を失ったことを意味する」という厳しい記述で、ルーキーがチームに貢献できなかったことを指摘した。

構成●THE DIGEST編集部

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