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モータースポーツ

「アルファタウリのピークは2021年」と専門メディアがネガティブ予想…角田裕毅、ガスリーについては!?

THE DIGEST編集部

2022.01.28

 このように、ガスリーは十分に信頼でき、角田にも可能性があるというのが同メディアのドライバーに対する評価であり、ならばチーム全体の展望も明るいものとなりそうだが、意外にも新シーズン、アルファタウリが昨季の6位を維持、もしくはそれ以上の成績を挙げることは困難であると、このオランダ・メディアは予想する。

 その理由は、昨季のレギュレーションがアストンマーティンなどの多くのチームに大きく不利に働いた一方で、レッドブルやアルファタウリにはそれが見られなかったこと。それが昨季の好成績の理由であると同メディアは見ており、新レギュレーションの下で全てがリセットされた状況では、アルファタウリの持っていた強みが消え、アストンマーティンとの力関係が逆転し、またトップチームや中段争いのライバルとの戦いに対応するのも難しくなり、今季のポジションを維持することは厳しいという。
 
 ガスリーについては、ワールドチャンピオンも可能といわれるポテンシャルを活かして5、6番手につけることが可能かもしれないが、「それでもアルファタウリにとっての現時点でのピークは2021年となるだろう」と同メディアは予想。可能性の数値では「昨季を上回る」が18%、「昨季と同じ」が9%、「昨季を下回る」が73%。なお、ドライバー対決で「ツノダがガスリーを上回る」は9%に止まっている……。

 2022年型マシンの開発について、トスト代表は以前、「(2021年に)良い車を作ったエンジニアを信頼している。(2020年型の)AT01は良い車で、翌年のAT02はさらに進化していた。完全に新しい車とはいえ、AT03が高い競争力の秘めたものとならない理由があるだろうか? どうなるかは分からないが、チームは正しい方向に進んでいると信じている」(専門メディア『GPFANS』より)と語っていたが、果たしていかなる結果が出るだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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