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角田裕毅の「レッドブル昇格」の可能性に英紙が言及!成績で大きく上回る同僚ガスリーよりも有利な点とは?

THE DIGEST編集部

2022.02.07

 引き合いに出された角田について、さらに同メディアは「ポイント獲得数ではガスリー(110点)の3分の1以下(32点)に終わり、まだまだ証明すべきこと多くある」と指摘しているものの、「レッドブル昇格については、チームメイトより有利に働く要素もある」という。

 ひとつは「すでにガスリーがレッドブルで“腕試し”を終えており、うまくいかなかったこと」を挙げているが、実際にレッドブルは当日の経緯からガスリーの昇格には否定的であり、ステップアップを望むフランス人ドライバーは今季終了後にはアストンマーティンなど「レッドブル・グループ」の外に新天地を求めることになるという予想も少なくない。

 そしてもうひとつの要素は「昨季最終戦のアブダビ・グランプリでは自己ベストの4位(しかも3位表彰台も目前だった)という力強いフィニッシュで2021年を締めくくった」こと。それまで全く歯が立たなかったチームメイトを、全てのセッションで上回ったことは少なからぬインパクトを見る者に与え、この日本人ドライバーのポテンシャルや可能性の高さを感じさせたようだ。
 
 ちなみに、同メディアが他に昇格候補として挙げたのは、F2に参戦中の21歳のエストニア人、ユーリ・ヴィップスと、今季よりウィリアムズでF1復帰となったアレクサンダー・アルボンの2人。前者についての理由は昨季、所属するレッドブル・ジュニアチームで最も優れた成績を残したことであり、後者は「レッドブルで年間フル参戦した2020年にチャンピオンシップ7位というのは、かなり立派なものであり、今季はウィリアムズでレッドブルに昇格を再考するよう説得するパフォーマンスを披露するかもしれない」からだという。

 角田はレッドブル昇格を今後の目標のひとつに掲げているが、まずは今季、F1の世界に留まるための戦いに臨むことになる。その先に待っているのは、果たしていかなる未来だろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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