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モータースポーツ

終始苦しんだ角田裕毅、豪州GPを「とてもタフな週末」と総括。チームには「もっと速さが必要」と訴える

THE DIGEST編集部

2022.04.11

チームにスピードの必要性を訴えた角田。次戦の奮起を期待したい。(C) Getty Images

チームにスピードの必要性を訴えた角田。次戦の奮起を期待したい。(C) Getty Images

 チームは、角田に対してSNSで「残念ながら競争力とペースが足りず、タフな週末となってしまった」と同情を示し、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは「ユウキはどちらのコンパウンドのタイヤにも苦労し、タフな1日を過ごすこととなった。金曜と土曜のセッションでは車に満足していただけに、背後にある要因を理解する必要がある。次戦に向けてやるべきことは多々あるが、同時にこのチャレンジを楽しみしている」と語っている。
 
 メディアの報道では、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「角田のオーストラリアでの挑戦は、ポイント圏外という結果に終わった。スタートでポジションを幾つか上げ、トップ10にも迫ったが、19周目でのハードタイヤへの移行により、彼のレースはより難しいものとなった」と伝えた。

 そしてオランダのF1専門メディア『GRAND PRIX RADIO』は「ガスリーは満足、角田はガッカリ…」と題した記事で、「アルファタウリの両ドライバーが揃ってフィニッシュラインを通過したのは今季初めてのことだが、角田にはこれを祝う理由がなかった。彼は『車には全くスピードがなかった。十分な速度がない』と語っている」と伝えている。

 レース後の無線でも「可能な限りもっと速さが必要だ」とチームに訴えた角田。結果的に今回も車に悩まされることとなったようだが、次戦までに問題は解決されるだろうか。そして、昨季は苦悩の始まりとなったイモラでのレースで、今季は飛躍のきっかけを掴むことができるか!?

構成●THE DIGEST編集部

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