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モータースポーツ

角田裕毅、米新コースに好印象! 蘭メディアは同僚ガスリーとの“追い抜き”の見解違いに注目「マイアミに異なる期待を抱く」

THE DIGEST編集部

2022.05.06

 そして、間もなく開幕するマイアミGPは「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」で開催されることになるが、この新設されたサーキットについてはシミュレーターでドライビングを経験したとすでに明かしており、改めてその印象を語った。

「新しいサーキットなので、3度のフリー走行で学ぶことになります。このコースの最初の2つのセクターは高速区間となり、中速と高速のコーナーが幾つもあります。対してセクター3は『フォーミュラEセクター』と呼んでいるように、とてもタイトなコーナーが多いです」

「全体的には走るのがとても興味深いコースであり、オーバーテイクは難しいと思いますが、とても楽しいものになると思います。それだけに、予選でうまくやる必要があります。ロングランでイモラの時と同じかそれ以上のペースを出せれば、パーフェクトだと思います。新しいコースなので、誰にとってもフリー走行が大事であり、金曜日にデータを収集することが最重要課題になります」

 この点について、オランダのモータースポーツ専門メディア『GPBLOG』などは、チームメイトのピエール・ガスリーが、このNFLマイアミ・ドルフィンズの本拠地ハードロックスタジアムの敷地に仮設されたサーキットについて「ここではオーバーテイクが可能になるはず」と語ったことに注目し、「アルファタウリの2人のドライバーは、マイアミに対して異なる期待を抱いている」と報じた。
 
 なお、角田は米国でのレースについても言及。「アメリカのレースは、常に周囲で色々なイベントが行なわれます。この国の人は、どのメジャースポーツにも共通して、大きなショーを催すのが好きなので、楽しいです」と語った21歳は、ポジティブな印象を続けている。

「ただ、僕はしっかり自分の仕事に集中します。週末が忙しくなる前に、楽しい経験をする機会がありました。早めに米国入りしてニューヨークに行き、ボクシングの試合を観戦しましたが、新鮮な経験でした。ニューヨークも初めてだったので、素晴らしい時間が過ごせました」

構成●THE DIGEST編集部

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