埼玉ではキャプテンの坂手淳史の控えに回り、クローザー的な役割も多くなったが、達観の境地にあるファンタジスタは意に介さない。
「(控え番号の)16で出ようが、(スタメンの)2で出ようが、やることは変わりませんから。準備段階に神経は使いますが、試合では練習でやったことが出るだけなので、グラウンドに立てば、あとは楽しむだけ。年齢を重ねて、そんな風に考えられるようになりましたね」
29日、国立競技場でぶつかる決勝の相手は、プレーオフ準決勝で東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)を下した、レギュラーシーズン1位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)。前身のトップリーグ最終年だった昨季も、同じ相手(当時はサントリー)を決勝で破って王者に輝いた。2年連続の王座に、そしてリーグワン初代チャンピオンに王手をかけたわけだが、堀江はあくまでも冷静に意気込みを口にする。
「トップリーグラストとか、リーグワン初とか、そういうのは意識しないタイプなので(笑)。自分たちのやるべきことを見失わず、勝とうが負けようが悔いなく、試合後に全部出し切ったと言えるように戦うだけです」
昨年はケガで決勝の舞台に立てず、悔しい思いも味わったという25歳のトライゲッター竹山とともに、「40歳まで(現役を)続けたい」と目を輝かせる泰然自若のベテランが、ファイナルのキーマンになるのかもしれない。
取材・文●吉田治良
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「(控え番号の)16で出ようが、(スタメンの)2で出ようが、やることは変わりませんから。準備段階に神経は使いますが、試合では練習でやったことが出るだけなので、グラウンドに立てば、あとは楽しむだけ。年齢を重ねて、そんな風に考えられるようになりましたね」
29日、国立競技場でぶつかる決勝の相手は、プレーオフ準決勝で東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)を下した、レギュラーシーズン1位の東京サントリーサンゴリアス(東京SG)。前身のトップリーグ最終年だった昨季も、同じ相手(当時はサントリー)を決勝で破って王者に輝いた。2年連続の王座に、そしてリーグワン初代チャンピオンに王手をかけたわけだが、堀江はあくまでも冷静に意気込みを口にする。
「トップリーグラストとか、リーグワン初とか、そういうのは意識しないタイプなので(笑)。自分たちのやるべきことを見失わず、勝とうが負けようが悔いなく、試合後に全部出し切ったと言えるように戦うだけです」
昨年はケガで決勝の舞台に立てず、悔しい思いも味わったという25歳のトライゲッター竹山とともに、「40歳まで(現役を)続けたい」と目を輝かせる泰然自若のベテランが、ファイナルのキーマンになるのかもしれない。
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