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モータースポーツ

英国GPで“同士討ち”の角田裕毅に海外メディアからは酷評&最低採点も…「ルーキーですらボスからカミナリを落とされるミス」

THE DIGEST編集部

2022.07.06

 単独最低の「4」としたF1専門サイト『planetf1』は、「アルファタウリのあわれな週末は、角田とガスリーが接触した後、フィギュアスケートのように揃って滑って行った時にどん底に落ちた。これは日本人ドライバーのミスであり、彼は5秒ペナルティーを受け、最後尾に転落した」と伝えた。
 
 スポーツ専門サイトの『sportskeeda』は、「チームメイトへの日和見的な仕掛けでチーム全体に涙を流させたことにより、日本人ドライバーは以前の姿に戻ってしまった。今季の角田はこれまで、その速さを示していたが、まだ技術面で磨きをかける必要があることが、このレースで証明された」と寸評は厳しいが、採点は比較的高めの「5」が与えられている。

 続いて、オランダのF1専門メディア『GPBLOG』の採点は「4.5」で、寸評では「チームメイトへのリスキーなアクションで、アルファタウリの素晴らしい結果を台無しにしてしまった。カナダGPでの“しくじり”に続く、今季2度目の大きなミスだった」と綴った。

 スペイン・メディアでは、マドリードの日刊紙『MARCA』はチーム、ドライバーの両方を対象にした評価において「2」の低採点で、「アルファタウリの両ドライバーにとって、彼らの日ではなかった。ガスリーはリタイアし、角田は最後尾でフィニッシュラインを越えた。順位を上げ、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を捉えようとしていた中でのミスを犯したことで、チームにとっても忘れるべき週末となった」と報じている。

 そして最後に、『F1i.com』は採点こそ「6」と及第点としたが、「F1“2年生”の角田は落ち着き、成熟し、滅多にミスを犯さないように見えていたが、この週末はかつての悪い過去に逆戻りしてしまった」と厳しい寸評を綴り、さらに以下のように続けた。

「チームメイトとのバトルにおけるミスは不必要なものであり、最悪のシナリオだった。ルーキーですら、ボスからカミナリを落とされるレベルのものだ。推測するに、彼は頭に血が上っていたのかもしれない。レース後の彼の『別のチャンスを待つべきだった』という言葉は、これ以上ないほど謙虚なものだった。両ドライバーがともにトップ10以内を走っていただけに、残念な出来事だった。フランツ・トスト代表の歯ぎしりが聞こえてきそうだ」

構成●THE DIGEST編集部
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