メディアの反応では、フランスの『AUTO hebdo』が「角田の過失により敗退」と題した記事において、「ユウキのQ２進出は消えた。Q１の最終アタックで少しばかりアグレッシブ過ぎたことで、アルファタウリのドライバーはブレーキングをミスし、シケインを直進。ベストタイムの更新はならなかった」と報じている。
  　オランダのF１専門サイト『GRAND PRIX RADIO』は、「角田の躍進はならず、Q１で早くも脱落となった。我々が見る限りでは、角田は最終シケインでタイヤをロックさせたように見えたが、今日の彼がうまくいかなかったのは、それだけが原因ではなかったようだ」と綴り、角田自身が語ったように、それ以前から車の挙動が安定していなかったことを指摘した。

　昨季は雨のため、戦わずしてベルギーでの週末を終えることになった彼にとっては、実質的にF１で初めてのスパでのレースとなるが、比較的追い抜きがしやすい特性のコースで、失意に満ちた予選を挽回するようなパフォーマンスを披露できるか、要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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