いわば“弔いレース”で結果を出した22歳の日本人ドライバーに対し、アルファタウリはSNSで「力強いレースだった」と称賛し「ポイント圏内に戻ってこられて良い気分だ」とも投稿した。
テクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは、まずはレッドブルのコンストラクターズチャンピオンを祝福した後、「ユウキは19番グリッドから、うまく入賞を争える集団に加わったが、ハードタイヤでは少し苦しんだ。そのため、前を走る車を追い越すのに、多くの時間が費やすこととなった」と指摘した。
なお、レース中盤で角田がガスリーの背後についた後、明らかにペースは角田の方が上であり、またガスリーがセーフティーカー出動中に前の車と10車身以上空けたことで5秒ペナルティーを受けたこともあり、本来なら角田が先行するべきところを、長くガスリーが蓋をする形になったこととで、アルファタウリのSNSにはストラテジーの拙さへの批判が多く寄せられることとなった。
角田の好パフォーマンスについて、フランスのF1専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「5月以来、1ポイントも獲得していなかった日本人ドライバーは、アルファタウリに貴重なポイントをもたらした」と報道。
一方、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「テキサス州オースティンで、ユウキが素晴らしいカムバックを果たした」と角田を称賛し、以下のように続けている。
「日本人はスタート時に19番手だったが、レースでは10位まで挽回。ガスリーが様々なペナルティーを科せられたことで、残念ながら両ドライバーのトップ10入りのチャンスを逸したアルファタウリだが、テキサスで同チームは多大な努力を示した。そして、アロンソのペナルティーにより、角田のチャンピオンシップ・ポイントは2倍に増加した」
英国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は「米国GPでの勝者と敗者」という特集の中で、ガスリーを敗者に選定。その記事において、「2回目のレース再開時にガスリーは7番手で、角田がすぐ後ろにいた。彼らがこれらのポジションを保持していれば、今季初のダブルポイントでフィニッシュできた。(中略)角田は少なくともポイントを確保したが、チームはもっと多くを獲得する必要があった」と指摘し、チームとしてはもったいないレースだったことを強調した。
構成●THE DIGEST編集部
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なお、レース中盤で角田がガスリーの背後についた後、明らかにペースは角田の方が上であり、またガスリーがセーフティーカー出動中に前の車と10車身以上空けたことで5秒ペナルティーを受けたこともあり、本来なら角田が先行するべきところを、長くガスリーが蓋をする形になったこととで、アルファタウリのSNSにはストラテジーの拙さへの批判が多く寄せられることとなった。
角田の好パフォーマンスについて、フランスのF1専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「5月以来、1ポイントも獲得していなかった日本人ドライバーは、アルファタウリに貴重なポイントをもたらした」と報道。
一方、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は「テキサス州オースティンで、ユウキが素晴らしいカムバックを果たした」と角田を称賛し、以下のように続けている。
「日本人はスタート時に19番手だったが、レースでは10位まで挽回。ガスリーが様々なペナルティーを科せられたことで、残念ながら両ドライバーのトップ10入りのチャンスを逸したアルファタウリだが、テキサスで同チームは多大な努力を示した。そして、アロンソのペナルティーにより、角田のチャンピオンシップ・ポイントは2倍に増加した」
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