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ラグビー

2大会連続の快進撃なるか? 来年のラグビーW杯でジャパンを高みに導く「注目の5人」をピックアップ!

向風見也

2022.12.04

7月のフランス代表2連戦で存在感を見せたガンター(左)と欧州遠征で強豪を相手に健闘した齋藤(右)。(C) Getty Images

7月のフランス代表2連戦で存在感を見せたガンター(左)と欧州遠征で強豪を相手に健闘した齋藤(右)。(C) Getty Images

◇ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)/フランカー/25歳/195センチ・120キロ

 元主将のリーチ マイケルら逸材の揃う日本代表のフォワード第3列(フランカー、ナンバーエイトの総称)にあって、復活が待たれるのがガンターだ。

 2016年に18歳で来日し、2021年に代表デビュー。今年7月の対フランス代表2連戦では続けて先発し、好守で魅せ、「自信を深められた」。今秋の代表候補キャンプでは左ひじを故障し、いまは手術を経てリハビリ中である。

「(代表メンバーに)選ばれるにはたくさんのことをしなければいけない」

 強靭な体躯をタックルに活かすうえ、プレーを終えてからの起き上がり、次のプレーへ移るまでの動きの鋭さも光る。防御の穴を埋める流れで「タイミングが大事」と、孤立した走者から球を奪う。

「お互いの繋がりのもと、幸運にも自分がターンオーバーできる(ボールを奪える)」

 茶目っ気があり、取材エリアで同僚へちょっかいを出す姿でも知られる。「フレンドリーな雰囲気を作りたくて。もちろん、真剣な時は真剣に。TPOについては考えています」と表情を崩す。
 
◇齋藤直人(東京サントリーサンゴリアス)/スクラムハーフ/25歳/165センチ・73キロ

 代表入り2年目の秋は3度のテストマッチで2トライ。抜け出した味方へ首尾よく並走し、人のいない場所でパスをもらうや加速する形だ。嗅覚と運動量の合わせ技だった。

 スクラムハーフとしての真骨頂は攻めのテンポ。接点の真後ろへいち早く到達し、地面の球を拾うや味方が走り込む位置へ高精度のパスをさばく。

 味方が抜かれた箇所をカバーしてのタックル、味方を統率する声、キックの飛距離でも際立つとあり、日本代表と所属するサンゴリアスの両方で定位置を争う流大にも「これからの日本ラグビーを背負っていく存在」と推される。

本人は、経験を積むほど自信をつけていると実感。胸に秘めるのは、トニー・ブラウンアシスタントコーチの言葉だ。

「誰にもならなくていい。お前はお前だ。お前の強みを出してプレーしろ」

 今季はサンゴリアスで、2つ上の堀越康介と共同主将を担う。田中澄憲新監督からは、「ラグビーに取り組む姿勢でリードして欲しい」。練習開始の1時間以上前にクラブハウスに到着して身体を動かし、桐蔭学園高校時代からつけるラグビーノートで自分と向き合う。一貫性のある生きざまで周りを締める。
 
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