50位以内の選手数での順位は1位が98年度世代の7人で、2位が00年度世代の5人、3位に96、87年度世代の4人となった。参考までに言うと、3人入ったのが93、95、02、03年度世代で、2人が88、91、92、94、97、99、01年度世代、1人が82、85、86、89年度世代だった。40歳以下では、83、84、90年度世代が1人も50位以内には入っていなかった。98年度世代の顔ぶれは、先に挙げた勝、小祝、高橋(14位)、植竹(22位)のほか、原英莉花(31位)、渋野(32位)、大里桃子(34位)だった。
メルセデスランキングでワン、ツーフィニッシュをした01年度世代だが、さすがに2人では98、00年度世代を上回ることはできなかったと言える。面白いのは、その01年世代と3位で並んだ96年度世代。メンバーを見ると、17位の森田遥が最高位だが、23位に三ヶ島かな、27位に野澤真央、38位にささきしょうこが入っている。年齢でいえば26歳であり、ある意味ツアープロとして脂が乗っている年齢なのかもしれない。
また、その96年度世代と同じ4人がシード入りした87年度世代を見ると、24位黄アルム、43位笠りつ子、47位テレサ・ルー、48位穴井詩が並ぶ。35歳世代になるが、どの選手もまだ優勝を狙えるだけに、若手には負けていられないところだ。
何を持って22年の最強世代とするのかは人それぞれだが、メルセデスランキングの順位、50位以内に入った人数を考えると、やはり24歳に当たる98年度世代が最強世代と言えるのではないか。ただ、98、99、00、01年度世代はメルセデスランキングのトップテンに2人ずつ入っており、その後に続く選手の活躍次第では、どの世代が1位に躍り出てもおかしくない。
さらに、02、03年度世代も50位以内に3人ずつ入っているだけに、十分その争いに割って入ってくる可能性は高い。ゴルフは個人戦ではあるが、誰もが同年代の活躍は刺激になるという。その意味でも世代別での争いは今後も要注目だ。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、07年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
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メルセデスランキングでワン、ツーフィニッシュをした01年度世代だが、さすがに2人では98、00年度世代を上回ることはできなかったと言える。面白いのは、その01年世代と3位で並んだ96年度世代。メンバーを見ると、17位の森田遥が最高位だが、23位に三ヶ島かな、27位に野澤真央、38位にささきしょうこが入っている。年齢でいえば26歳であり、ある意味ツアープロとして脂が乗っている年齢なのかもしれない。
また、その96年度世代と同じ4人がシード入りした87年度世代を見ると、24位黄アルム、43位笠りつ子、47位テレサ・ルー、48位穴井詩が並ぶ。35歳世代になるが、どの選手もまだ優勝を狙えるだけに、若手には負けていられないところだ。
何を持って22年の最強世代とするのかは人それぞれだが、メルセデスランキングの順位、50位以内に入った人数を考えると、やはり24歳に当たる98年度世代が最強世代と言えるのではないか。ただ、98、99、00、01年度世代はメルセデスランキングのトップテンに2人ずつ入っており、その後に続く選手の活躍次第では、どの世代が1位に躍り出てもおかしくない。
さらに、02、03年度世代も50位以内に3人ずつ入っているだけに、十分その争いに割って入ってくる可能性は高い。ゴルフは個人戦ではあるが、誰もが同年代の活躍は刺激になるという。その意味でも世代別での争いは今後も要注目だ。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、07年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
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