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モータースポーツ

角田裕毅 “成長”実感も17位に終わった2022年を回顧。来季の結果次第で「解雇される可能性」を英メディアが指摘!

THE DIGEST編集部

2022.12.23

 本当の成長ぶりを示すべく、車の性能向上を願いながら、来季F1での3年目に挑む角田。この2年間で名コンビぶりを見せたピエール・ガスリーから、年上のルーキーであるニック・デ・フリースにパートナーを変えて臨む2023年シーズンは、この最高峰レースでのキャリアの今後を左右する重要なものになると思われる。

 英専門メディア『MOTORSPORT WEEK』は、「ツノダが2023年に目立った改善を見せず、リーダーシップを発揮しない限り、彼は年末に解雇される可能性が高い。この日本人ドライバーは、F1で2シーズンを過ごし、時折、強烈な閃きを発揮したが、一方でその無謀さと熱くなりやすい性格が何度も、彼自身を打ちのめした」と、多くのメディア同様に今季が正念場であることを指摘している。

 ただ、同メディアは彼だけでなく、デ・フリースにとってもプレッシャーのかかるシーズンになると予想。ルーキーということで猶予が与えられるという見方の一方で、各カテゴリーで優勝経験のある28歳(来季開幕時)には大きな期待が寄せられているだけに、“ルーキーまがい”のミスを犯したり、結果を残せなかったりした場合には、レッドブルからの見方は一気に厳しくなるということだ。
 
 同メディアは、レッドブル・ジュニアチームに属する多くの逸材に注目。ヘルムート・マルコ顧問が、4度の世界王者を果たした往年の名ドライバーであるアラン・プロストに特長が似ていることから「リトル・プロスト」と呼んで評価しているというF3参戦中のアイザック・ハジャーの他、F2のゼイン・マロニー、さらには岩佐歩夢、エンゾ・フィッティパルディら、多くの若きドライバーが、F1シートを狙っているという。

 これが、「ツノダとデ・フリースに大きなプレッシャーをかける」として、「少なくとも1人は、場合によっては2人とも来季でチームを去ることになるかもしれない」という同メディアによる厳しい見立て……。いずれにせよ、両ドライバーが審査の場に置かれているのは明らかであり、これをパスできるかどうかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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