気になるアルファタウリでは、世界カート選手権、フォーミュラ・ルノー、F２、フォーミュラEなどあらゆるカテゴリーで王座を獲得し、28歳でF１でのデビュー戦を迎えることになるデ・フリースに対しては「レッドブルの“ジュニアチーム”で輝くチャンスを得た」と、ルーキーながらも期待を寄せた。

　一方、F１での３年目を迎える角田を、同メディアは「デビューイヤーは多くのトラブルもあり、契約延長に自身も驚きを示したほどだったが、昨季はガスリーと対等の勝負を展開するほど改善され、2023年にはブレイクする可能性もある」と評し、さらなる契約延長の可能性については以下のように綴っている。

「彼の成長ぶりをよく分かっており、またレッドブル・グループを往来した他の多くのドライバーを見てきたチーム代表のフランツ・トストは、この若い日本人ドライバーに次（2024年以降）のチャンスが巡って来るか否かは、全て『本人次第』であることを認めている」
  　その他、ミック・シューマッハーとの契約を継続せずにヒュルケンベルクを招聘し、マグヌッセンとともにベテランを揃えたハースについては、両ドライバーともに「チームに留まれるよう、強い印象を与える必要がある」と記している。

　そして、昨季唯一のルーキーだった中国人初のドライバー、ジョウには「昨季は残留するに十分なものを示したが、ザウバー・アカデミーのテオ・プルシェールもシートを狙っており、チームにとって価値ある存在であることを再度証明しなければならない」と指摘した。