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F1ドライバーの年齢構成に専門サイトが注目! 最年少ピアストリは最年長アロンソのデビュー33日後に誕生。角田裕毅は3番目の若さ

THE DIGEST編集部

2022.12.29

 2010年にウィリアムズでデビューしたのは、来季よりハースでレギュラードライバーに復活するニコ・ヒュルケンベルクだ。若いミック・シューマッハーからシートを奪った1987 年8月19日に生まれの36歳(来季の満年齢)は、1992 年5月10日生まれのケビン・マグヌッセンと、10チーム中で最高年齢のコンビを組むことになる。

 同メディアが特に目を見張ったのは、最年長アロンソと最年少ピアストリの年齢差で、なんと19歳8か月9日!「そのギャップは、アロンソがジュニアフォーミュラを通過してF1へ到達するまでに十分な長さであり、彼が2001年3月4日のオーストラリアGPでミナルディからデビューしてから33 日後、ピアストリはこの世に生を受けている」
 
 一昨季に角田がデビューした際、幼少期に富士スピードウェイで見て憧れたアロンソやハミルトンらとグリッドを並べたことに感動を覚えたと心境を明かし、また初のオーストラリアGPで「10年前に学校の修学旅行で来て以来」と語ったことにハミルトンが驚きを隠せなかったことなど、ベテランドライバーたちとの年齢差にまつわるエピソードが少なくないが、ピアストリにはそれ以上にこの話題が付きまといそうである。

 なお、アルファタウリでは来季よりニック・デ・フリースが角田のチームメイトとなるが、周知の通り、あらゆるカテゴリーでタイトルを獲得してきたオランダ人ルーキーは1995年6月2日生まれの27歳。F1では1年生でも、角田よりはレースキャリアが長いということで、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問がチームリーダーに相応しいと語ったことが物議を醸したりもしたが、この“アンバランスさ”が両ドライバーのパフォーマンスやチームの戦略にいかなる影響を与えるかが興味深い。

 なお、文中で言及されていないドライバーの生年月日は以下の通り(早い順に記載)。

ヴァルテリ・ボッタス(アルファロメオ)1989年8月28日
セルジオ・ペレス(レッドブル)1990年1月26日
カルロス・サインツ(フェラーリ)1994年9月1日
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)1996年2月7日
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)1996年3月23日
エステバン・オコン(アルピーヌ)1996年9月17日
シャルル・ルクレール(フェラーリ)1997年10月16日
ジョージ・ラッセル(メルセデス)1998年2月15日
ランス・ストロール(アストンマーティン)1998年10月29日
ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)1999年5月30日

構成●THE DIGEST編集部
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