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格闘技・プロレス

「11年前、俺は何もできなかった」――内藤哲也が武藤敬司からの“引退試合”への直接指名に笑った理由「今の俺を存分に堪能して」

どら増田

2023.01.22

 副将戦は、KOPW2023保持者で次期IWGP世界ヘビー級王座への挑戦が決まっている鷹木信悟と、中嶋勝彦が対戦。二人のシングル戦は11年ぶり3度目のことだった。

 ここで敗れたらL・I・J の負け越しが決まるだけに負けられない鷹木だったが、試合は終始、勝彦のペースとなった。

 勝彦の打撃、バーティカルスパイク、鷹木のパンピングボンバーをお互いに返す熱戦となったが、最後は鷹木のラスト・オブ・ザ・ドラゴンが決まり、勝彦を沈めた。2勝2敗で、決着は大将戦へ。内藤と拳王のリーダー2人に、勝負は委ねられた。
 
 L・I・J対金剛のシングル5番勝負、運命の大将戦。試合は拳王が打撃やアンクルホールドで内藤を追い込むも、最後は内藤がデスティーノを決めてカウント3を奪い、5番勝負は3勝2敗でL・I・Jが勝利を収めた。

 試合後、内藤は拳王に拳を突き上げるも、拳王はそれを拒否。内藤は「またいつでも相手する」と金剛を認めるコメントをした後、久々となる「デ・ハポン」の大合唱で締めると、退場時に放送席にいた武藤敬司を見つめてニヤリ。そのまま帰っていく内藤に武藤は「俺も思うところがあるんで、ちょっと行って来ます」とコメントし、おもむろにリングに上がった。
 
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