石川は、チーム２位となる18得点（アタック17、ブロック１）を記録。痛恨の黒星となったが、セリエAで2017年から現地実況を担当する若手アナウンサー、ロレンツォ・カスティリァ氏は、背番号14が技巧を凝らした攻撃でハイレベルな200cm超えのブロックを攻略する度に、「仰天のテクニック」「稀有な才能」と絶賛した。
  　今節はまさに今シーズンの混戦を象徴するかのように全６試合のうち、１試合を除く５試合がフルセットマッチとなった。８位をキープしたミラノは、後続の９位チステルナを勝点４で上回り、高橋藍の所属先パドヴァに敗れた７位モンツァを１差で追走。残るレギュラーシーズン２試合で順位浮上を目指す。

　ミラノの次戦は、いよいよコッパ・イタリア準決勝の舞台（日本時間２月26日午前２時開始）。会場となるローマのパラッツェット・デッロ・スポルト（Palazzo dello Sport di Roma）で、悔しさを力に変えて悲願の決勝進出を狙い、トレンティーノとの再戦に挑む。
※決勝は現地翌日に開催（日本時間27日午前０時開始予定）。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】石川祐希が今季ミラノを語る！ コートキャプテンの重責も「器を大きくしてくれる」、強化計画の主軸として五輪イヤーまで契約更新

【画像】「ロックスター？映画スター？」高橋藍の上品な“黒スーツ姿”はこちら！

【関連記事】石川祐希と高橋藍の“日の丸ダービー”にファン殺到！ バレー世界最高峰での「影響力がある」対戦に、日本代表の両雄も喜び